9ad6182f.jpgトーマス・マプーモのムビラがラジオから流れてくる。
夜七時半。やっと仕事が片付いた。

明日から、出張ということで某国へ飛ぶ。
行って帰ってくるまでほんの4日か5日程度だけれども、
それだけのために他の仕事を片付け、
いろんなひとに連絡をとり、出すべき書類を仕上げ、
などと慌てふためいていると、それがすっきりしたとき
ずいぶんいい気分になっていた。

朝早くおきて焦って仕事していた土曜日だったけれども、
こういうことってたまにあった方が、
なんというかすべてがすっきりする。
仕事だけでなく、気持ちの上で。
わたしのジンバブエで過ごす時間を、またひとつ
軽く区切るという意味で、自分を見直す。


周りに内緒にしているんだけれども、
出張先の某国に、なんとだーりんが東京から
飛んできてくれることになった。
ほんとうに、二日やそこらのために。
とてもびっくりしたが、うれしい幸せである。
静かに、とても甘い気持ちになる。

いつも愚痴をきいてくれるジンバブエ人の女性スタッフに、
こっそりと訊いてみた。

これって、愛かしらん?
愛だと思うわよ〜、って答え。

今から、すこし甘い静かな幸福感にひたり、
ピンクのスーツケースを引っ張り出そうと思います。
行きは空っぽ、帰りはお買い物と甘い思い出をつめて。

空の旅のお供は、金子光晴と太宰治に決めてある。
飛行機が傾き、光が射す様子を思い描きながら、
文庫本を二冊かばんに入れる。

チエザとは、ショナ語で光を意味する。


(写真は、Mutokoの女性たち。客人を見送るときに、Kune ruzivo chiedza♪とうたっている。知識とひかりが、わたしたちとともにある、といった意味)