ジンバブエにおける中国企業の進出はめまぐるしい。南部アフリカにおける繊維産業はへの進出は、現地産業を窮地に追い込んでおり、その影響は深刻である。

国際社会から孤立しつつあるジンバブエはルックイースト政策と称して、中国やイランなどと関係を深めている。
淳国営企業のZISCO(Zimbabwe Iron and Steel Company)は、中国系鉄鋼企業(Shongang)
との合弁事業スタートに踏み切る予定であるが、政府もそれを承認しつつあるとのこと。

ハラレではジンバブエ・中国商業評議会(Zimbabwe-China Business Council)が設立され、中国の実業家や企業、ジンバブエの商業会議所(Chamber of Commerce, ZNCC)などとの意欲的な連携をはかっている。

このところの目立った中国の進出により、国内における中国へ風当たりが強くなっている。そんな中で安い中国製品の質は悪いとの評判もたっているが、政府はわざわざそれを否定するようなパフォーマンスを見せている。