二週間以上も前なのだが、鎌倉へひとりハイキングに行ったときに足を怪我してしまった。旅に出たくて仕方がない気持ちが強すぎるのに、現在取り組んでいる小説の翻訳出版に向けた原稿で忙しく家を離れられない。パスポートをつかんで空港から飛行機に飛び乗らんばかりの勢い
2024年06月
人と会い深まる気づきと広がる世界〜ZINEフェス浅草(雨雲出版)
昨日6月23日は、ZINEの大きなイベントZINEフェス浅草に参加した。雨雲出版としては4度目のイベント出店となる。あいにく、10日ほど前にハイキング中に足を怪我し、整形外科に行ったらじん帯を損傷していると言われ、安静にする必要があったためずっと自宅に引きこもっていた
潜在意識の南アフリカ〜ソウェト蜂起とサラフィナ!から始まるアフリカ旅
潜在意識に南アフリカがあった。そう感じたのは、アフリカ人生を歩み始めてずいぶん経ってからのことだ。アフリカについてほとんど何も知らなかった自分が、たまたま大した関心もなく選択した大学のアフリカ研究ゼミ。そして南アフリカの作家ベッシー・ヘッドと出会い、それ
遠い日の記憶を溜める廃線を歩く〜碓氷峠廃線ウォーク
鮮やかな緑のなかにひっそりと闇をたたえる古いトンネル。使われない線路が吸い込まれていく静かな風景。SNSで流れてきたその写真を偶然目にした瞬間、これだと思った。この場所に行きたい。空気と静けさに浸りたいと。それは信越本線新線の横川から軽井沢へ向かう線路上を歩