いつも心の中で理想としているドリーム・オフィスというのがある。窓がとても大きくて明るくて広々としていて、ナチュラルなフローリング、広いデスク。開放感があって部屋の仕切りがないか、あったとしてもガラスで見通しが良くなっている。昔からそういうオフィスが理想だ
2021年11月
翻訳家は孤独なのかな
翻訳家って孤独なのかな、なんてことをときどき思う。ひとりでテキストに向かい、原作者と文字上で対話する。翻訳の過程で原作者に質問したりして、実際の会話をすることはあるかもしれない。もちろん、原作者が亡くなっている場合はリアルな会話も質問もできない。結局はテ
今日の進捗?
今日のベッシー・ヘッド作品翻訳全文チェック作業:できませんでした(о´∀`о)今日もこちらで。朝からずっと一気にコンサル仕事の資料とか読んでいたら、翻訳に使う脳みそのエネルギーも消費してしまいました。抜け殻です(*´∇`*)やはり朝、仕事前に翻訳仕事やらないと夜
【YouTube】「あなたの本当の母親は白人でした」アパルトヘイト下の違法出生 #ベッシー・ヘッド
作家ベッシー・ヘッドのゆるゆる?動画シリーズYouTube動画の2本目です。実は、9月末にアップしていたものですけれど、色々確認箇所などありましてブログに載せていなかったのですが、あらためてブログにも載せておきます。何せ本人はとっくに亡くなっているし、動画といって
ボツワナ独立の英雄物語の裏 #ベッシー・ヘッド作品を翻訳出版する
本日の進捗。少し切りが良いところまで進んで、作品を味わった胸いっぱいな溜息。読み返せば読み返すほど新しい発見があるので、一言一言がとても重要で染み渡るようだ。1960年代ボツワナは、独立に向けて走っていたわけだけれど、首長カーマの一族は地元のヒーローだという
開発コンサルとして国にかかわること『バウルの歌を探しに〜バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録 』川内有緒さん
最近、この方の本にはまっていて、これで3冊目。バングラデシュでバウルと呼ばれるひとたちを探しに行った旅の記録である。バウルというのは、もちろん詳しくは本書をぜひ読んで知っていただきたいのだが、単なる歌うたいでもなく、深い文化と歴史に根差して変化しつつ大切な
誰にとっての「重要」なのか
何度かツイートなどにも書いたことがあったけれど、ときどき何かのサービスの利用者アンケートみたいなものが送られてくるとき、気になることがある。タイトルや導入文などに、「重要」と書かれていること。その重要というのは、結局誰にとって重要なのかというと、利用者と
コンサルと翻訳とノート職人
今日も順調にお仕事前にお仕事。翻訳全文チェック作業は、ボツワナ独立期の政局について。カーマの一族が人気を誇って、伝統的首長から大統領になったというのはボツワナの特徴的なストーリーだけど、実際に1960年代のこのベッシー・ヘッドの小説を見れば、やはり当時のパン
『A Question of Power』を20年ぶりくらいに再読したけど頭の中が大変なことになりそう
A Question of Powerを読了した。はっきりとは記憶していないが、最後に通して読んだのは20年くらい前なのではないだろうか。この作品は、ベッシー・ヘッド作品の中では間違いなくもっとも有名で、かつ確実に強烈な印象を残す一冊であろう。いわゆる自伝的三部作と呼ばれる三