今日も、スーパーのレジに並んでいたとき、気づくと後ろの女性が超至近距離に迫っていてびっくりした。そんなことはこの国にいると、わりとある。行列に並ぶ距離の近さ、なぜかスペースが空いているのに隣に座るひと、例を挙げればこれに驚いたことは多分数えきれない。ソー
2021年09月
「可哀そうなアフリカを助ける」を引き寄せる社会性ブランディングが「伝える」難しさ
「アフリカから学ぶ」学部生のときのアフリカ研究のゼミで、キーワードの一つだったかもしれない。わたし自身、それからずいぶん年月が経った今でもこの言葉はことあるごとに大切に思い出す。先日、大好きなマザーハウスさんの企画展を見に行ったことを書いた。 その中で、20
【YouTube】『南アフリカ出身の作家ベッシー・ヘッドってどんなひと?hitomiは何やってるの?』について動画つくりました!
最近はとくに、ライフワークとしている南アフリカの作家ベッシー・ヘッドについて、積極的に発信をしようとしています。その一環で、以前から考えていた動画のイントロダクションを制作、アップしました・作家ベッシー・ヘッドって誰?・で、hitomi / Ameliaは何をしているの
ステージが上がること、ゴールを決めないこと(#マザーハウス さんの企画展『はじまりのバッグ展』)
落ち込んだとき。何かいいことがあったとき。何でもないときでも。ふらりと立ち寄る心ほぐれる場所は、きっと多くのひとが密かに持っているんだろうと思う。わたしにとって実はマザーハウスさんはそんな場所。いつもふらりと訪れて、大抵は店員さんとおしゃべりしてほっこり
『自分の仕事をつくる』
西村佳哲氏の『自分の仕事をつくる』単行本は2003年に出されており、今回は2009年の文庫版で再読した。自分の仕事をつくる (ちくま文庫)西村 佳哲筑摩書房2009-02-01最初に読んだのは多分十数年前のことなのであまり覚えていなかったけれど、再読したら心に響く言葉がいくつ
8ヶ月前との違いに自分で驚いた件
最近、わたしを知ってくださった方などはご存知ないかと思いますので、作家ベッシー・ヘッドについて毎日書いてるけど、何このひと?って思っているかもしれません。わたしは、大学生のころから南アフリカ出身の作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)を敬愛しており、学部・修士で
目が覚めると1998年の自分がいた
早朝、日が昇る前に目が覚めた。夜が薄くなって青白い空気が部屋を満たし、外の世界では地球を包んだ分厚い雲が静かに雨を降らせていた。ベッドに横になったまま、同じ部屋の空間に1998年の自分の姿を見た気がした。正確には、大学4年生だった当時暮らしていたアパートの部屋