お店からパンが消えたり、牛乳が消えたりするのはわけがあります。それはジンバブエ政府(ダークサイド)の価格統制。
違法に値段を吊り上げて国民を苦しめちゃあいけないよ?ってんで価格を決めてしまって、それ以上の値段にしたお店の人を逮捕しちゃうぞってわけですね。
2006年11月
ジンバブエの空気、ムビラの風
その絵本はとてもきれいな色合いだった。
きれいで、でもほんとうにちょうどよく落ち着いたような絵が、
やさしくジンバブエの空気や風や音を伝えていた。
そして、人々のことを伝えていた。
日本から、作者の方がわたしに届けてくださった絵本。
ムビラという
くじら的ハラレの日々。
たとえば、木曜の夜になると歌が聞こえる。
野外で、どこかのキリスト教会が礼拝を行っているのだ。ここは多くのひとがローマ・カソリックだが、少し変わっていて、白い衣装を身に着けて野外でひたすら歌い、ときに踊るのである。
たとえば、オフィスに毎朝やってくるク
この世界に、わたしと夕暮れだけ。
夕暮れるハラレ。
雨季らしい雲が浮かぶその空に、濃紺と夕暮れ色が織り成す空気。
この空気なのだ。
微妙に水分を含んだ、雨季の風。
そして、熱を忘れきれないような、それでも1,500メートルの高地は日が落ちてゆく。
この世界に、わたしと夕暮れと、この瞬間だ
ジンバブエを頑張る。
(注:本日の「あふりかくじらノート」と同内容)
なんてうつくしい夕暮れ時なのだろうと思う。
どこの国でも夕日はうつくしいとおもったけれど、ひときわ心に染みるのはやっぱりひとりで立っている今、このアフリカの大地に沈む太陽と空の色だ。
日が暮れて、い
バオバブを見上げて。
見上げるように巨大なバオバブに触れ、わたしが再び訪れたのはMutokoという地域。
ハラレから車で二時間半程度。
道なき道を、初めて小さなカローラで疾走。
いつもいつも、田舎に来ると「正しい場所」にいる感覚を覚える。
電気も水道もない、やたらと明るくてまぶ