26日に行われたジンバブエ上院選挙の投票率は、1980年の独立後最低の19.48%だった。 投票所を20カ所程度見て回ったが、いずれも閑散としている印象を受けた。これは、今回の選挙への人々の関心の低さを如実に表している。 与党ZANU-PFは憲法改正とともに上院の再設置を行
2005年11月
研究者ってなんだろう。
某日本人外交官が言った。 どうして君はゴルフをしないのか、と。 とても気候のいいジンバブエでは、 お金を持っている外国人の多くは 毎週末のようにゴルフをする。 よっぽどはまっているひとは、 平日の早朝や昼休みでも、ゴルフクラブを握る。 アフリカでは
中華料理はいけるかい。
山崎まさよしはCDの調子が悪いから車の中で聴けないのだけれども、ともかくそんな歌のフレーズを思い出しながら同僚たちと中華料理屋へ。 ともかく、くたびれることがたくさんあるのは、ジンバブエへ赴任して丸三ヶ月経ったころだからか。 中華料理屋で、ビールを呑んで
ムバレの様子。
ムバレで最近また行われたクリーンアップ作戦の様子。 家が破壊されて跡形もない。
ムバレ、マブク、タファラ。
ハラレのハイデンシティ・エリアだ。 今日は、例によってムガベの独裁政権を強めるだけの盛り上がりに欠ける上院選挙の日であり、チトゥンギザをはじめ、ムバレ、マブク、タファラといったエリアをぐるぐると回った。 ムバレは、すでに書いたとおり政府の「クリーンアッ
じっと考え込む。
このオフィスが静かすぎるだけなのだ。 そう思う。 だからじっと考え込む。 でも、少し心が落ち着くのは、綴るべき文字がたくさん降ってきているから。 朝のあわただしい時間、彼に電話するもうまく気持ちを伝えられない。何を伝えたかったのかわからない。それでも
貧困を語るひと。
昨日は、日本人としては勤労者を感謝する日だったわけなのだけれども、こちらでは一日中ワークショップ。 某英国開発省DFIDのある大きなプログラムの発表会みたいなもので、農業・食料分野で活動する12団体ほどのNGOがプレゼンをする日だった。 ハラレの街から少し離れた
チトゥンギザの雨。
写真は撮っていない。 それでも、その風景は脳と精神とまぶたの奥に焼き付いて、わたしの生き方と深く結びついたような、確かな感覚を残した。 チトゥンギザはハラレから25キロほど行ったところの街。 今年5月から7月にかけて実施された政府の「クリーンアップ作戦」に
めくるめくベートーベン。
今日の午後は、部屋いっぱいに満ちる圧倒されんばかりのベートーベンのピアノ曲に飾られた。月光ソナタの第四楽章(だったのか?違う楽章だっけ?なんだかすごく激しくなるあれ)を生演奏で聞かせてもらうのは初めてだ。 いままで、ベートーベンという作曲家には圧倒され
派手な雷とアフリカの夜。
営業のときに比べたらたいしたことでないけれども、残業をしていた。 夕方からざんざん派手な雨が降り、分厚い雲がもくもくと空をうめつくし、ひんやりとした風がブラインドをじゃかじゃかと揺らす。 肩にひやりとして、そして雨のにおい。 今日の昼とても暑かった分、