本日は、ジンバブエに来てからもっとも印象的であり、かつ重要な土曜日だったように思う。 そして、わたしがやっと「アフリカに来た」という十分な実感を得た日だ。本当の意味で。 いままで、わたしはどこか違う世界にいた。 頭の中がどこかすっきりしないのに、それ
2005年10月
センスを取り戻すパワー。
ジンバブエの空気は、とても熱くなってきている。 雨季の直前のこの時期がもっとも暑い。 ほんとうは窓を開けて車を走らせると治安上よろしくないので、あんまり好きではないがクーラーを入れる。今日は特別、エディンバラからのゲストを助手席に乗せたからでもある。
オフィスからアフリカの夕日。
地球上どこへいってもたぶん日は西へ沈むので、 わたしのオフィスの窓は西向きなのだろう。 毎日午後になると、強い日射しは 5つの縦長の窓からわれわれっと 強烈にまぶしーくデスクとソファを照らす。 遠くのビルと木々がくっきりと映え、 それからだんだん夕暮
一ヶ月の生活費、960万ドル也。
低所得者層の平均的な6人家族の一ヶ月間の生活費は、9,654,731(約960万)ジンバブエドルになっているとのこと。これは、8月時点の600万ジンバブエドルと比較して38.8%の上昇だという。さらに、11月には1,000万に達するという見方もある。 (Consumer Council of Zimbabwe;
We will rock them, UPM
与党ZANU-PFが決行した先のクリーンアップ作戦への反対を巡って与党を脱退したPearson Mbalekwa氏が、中心的人物となり結成されたジンバブエの新しい政党UPM(United People's Movement)。 そのテーマソングが"We will rock them"なのだそうだ。タウンシップ・ジャズと南アフ
NGOは政権交代をねらう反政府的存在?
ジンバブエのNGO規制法案が出されてから一年経つ。 まだ施行されていない。 アフリカ大陸のなかで活動するNGOはごまんといるが、一部の国際NGOは自分たちに資金的な支援をしている本国政府との関係が近すぎるとして避難された場合もある。 NGOは経済・社会開発、また
まんまるくて大きな月。
夕べの帰り道。 真っ正面に大きな大きな月がでていた。 まんまるくて、ほんとうに大きかった。 色は、少し赤みがかったオレンジ色のよう。 おとぎ話に出てくる森の中を、 赤い車で運転している気分になった。 フロントガラスの真正面。 月が木陰から現れて、わたし
世界銀行、ジンバブエには支援しない。
先週、東京を訪れていた世界銀行総裁ウォルフォヴィッツ総裁の発言。 今後、ジンバブエに対するこれ以上の支援を差し控えることにより、ジンバブエのように国際社会に対する強硬な態度を取る他の国に対して見せしめ(example)とすることもありうると言及。 「今後世界銀行
ZISCO(鉄鋼)と中国企業の合弁
ジンバブエにおける中国企業の進出はめまぐるしい。南部アフリカにおける繊維産業はへの進出は、現地産業を窮地に追い込んでおり、その影響は深刻である。 国際社会から孤立しつつあるジンバブエはルックイースト政策と称して、中国やイランなどと関係を深めている。 淳
ジンバブエ上院選挙は11月26日に決定。
先般の第17回憲法改正において、ジンバブエでは農地の国有化と再分配(白人農家の締め出し)、いわゆる「反政府的」な人物への旅券発行の制限などが設けられることになった。さらに、ジンバブエ国会に上院を設置し、そのための選挙が急遽行われる。いままで12月に実施と噂さ