タンザニアの首都ダルエスサラームから小さな飛行機で小一時間ほど。ザンジバル島は、アラブとスワヒリ、少しインドの歴史の入り混じった独特な雰囲気の場所。うつくしい海と、世界遺産となっている歴史あるストーンタウン。この島に伝わる伝統的な音楽タアラブについて何度
ひと
ソフトでシャープなアフリカ起業家(TICADサイドイベント「アフリカの解像度を高める」)
今回のTICADは、日本に戻ってきたということもあってかものすごいお祭り状態な気がする。もはや、サイドイベントの数がお星さまほどあってわたくしはフォローしきれておりません。やっぱり、かなりの割合が「ビジネス」というくくりに入るし、スタートアップ、企業、イノベー
シロアリマン。
昨日は、朝からあちこち走り回ってバタバタだったけど夜には予定通り渋谷へ。シロアリマンさんの緩い飲み会。シロアリマンさんは、昆虫食を推進しながらSDGsに関して活発に活動して名前が知られてるひと。いつもツイッターでお見かけしていたのでした。集まりは、もちろん初
"気配"に耳を澄ませるひと。『#日本発酵紀行 』#小倉ヒラク 氏
発売前から重版がかかって売れまくっているらしい小倉ヒラク氏の『日本発酵紀行』を夢中で読了。はまりまくり。日本発酵紀行 (d47 MUSEUM) [単行本]小倉ヒラクD&DEPARTMENT PROJECT2019-05-24★今回は、単なる面白い発酵食品の紹介だけではなく、紀行という形を取り、その土
「台湾文学の謎」天野健太郎氏。
前記事の続きで、天野健太郎 遺稿集にあるほんとうにうつくしい文章が心に響いた。響きまくりました。書かれていることすべてに、激しく同意する。一部引用。ちなみに、全文はこちらで読めます。「台湾文学の謎:パブリッシャーズ・レビュー 白水社の本棚」2016年春号そもそ
天野さんの言葉に、元気が出た。
台湾文学翻訳家 天野健太郎さん。いつものコーヒー店の常連さんで、たまにお会いするとたくさん本のお話などを聴かせてくれたひと。わたしが、二十年来追いかけていて絶対に邦訳出版をしたいと思っている作家ベッシー・ヘッドの翻訳本のことについてたくさん相談に乗ってくれ
現実と幻影と時間軸のうねりの中の自転車『自転車泥棒』呉明益著・天野健太郎訳
遅ればせながら、台湾の作家 呉明益(ごめいえき)氏の『自転車泥棒』を読了。自転車泥棒 [単行本]呉明益文藝春秋2018-11-07なんて圧倒的な作家なのでしょう。この世界観が綿密に濃く練られて時間軸を超えて生身に迫ってくる感じ。そこへ、戦争の過酷な歴史と日本統治時代の
オリバー・ムトゥクジ。
ジンバブエのレジェンド。ミュージシャンのオリバー・ムトゥクジ(Oliver Mtukudzi)氏が亡くなったというニュース。66歳だそうだ。独立闘争を象徴するような存在でもあったかもしれないが、わたし自身にとっては、社会問題などを独自の歌と言葉にのせて歌う彼の歌がとても心
『さよならインターネット』家入一真氏 note #全文公開
家入一真さんの『さよならインターネット』がnoteで全文公開されているということで読了。インターネットの輪郭が消えていく。現実世界とインターネット。インターネットが変えたものと、生きていく上でのその「世界」との付き合い方。とても丁寧で家入さんらしい視点を失わ
いつものコーヒー店で天野健太郎さんに話した、ボツワナの作家ベッシー・ヘッドの翻訳を世に送り出す夢のこと。
三連休はもちろんずっとオフィスで深夜まで仕事だった。でも、これだけは行こうと思っていた。仕事が超ピークなのを承知で、昨年のうちに参加申し込みをしていた。台湾文学翻訳家 天野健太郎さんを偲ぶ会。昨年11月に47歳の若さでご病気でこの世を去ったこと。いまだに信じた