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ジンバブエ国際関係

ムガベ大統領が来日する件、その背景とは。

最近あまり書いていなかったけれど、日ジンバブエ関係にとって重要なので本件メモ。

ムガベ大統領が夫人とともに来日し、総理と会談予定。

Zimbabwe: President Off to Japan

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今年8月にはアフリカ開発会議(TICAD VI)が初めて東京・横浜ではなくアフリカはケニアで開催されるのを前に、日本との関係性を良好に保つという意味もあるだろうが、その背景にはどんなことがあるのかはちょっと気になる。メモ。

Herald紙(政府系)によると、ジンバブエ政府のLook East Policy(主に中国と親交を深めるということではあると思うが、日本に関してもしばしば使われる。その真意はともかく)の一環としてということが書かれているが、日本側も「企業の進出」を視野に入れて友好を深めるというような意図のことが書かれている。

→ こちらの記事

今、日本企業でどんなところが実際にジンバブエへの進出をしているor進出計画を立てているのだろうか。
気になるところである。



最近は、ムガベ大統領がダイヤモンド鉱山の国有化を宣言して話題となっている。

ジンバブエ、ダイヤ採掘の国有化宣言 世界の主要産出国

ダイヤモンドの利権をめぐっては、ブラックな話題が絶えない。
実際、どれくらい世界で流通しているのかな。日本に入ってきているのだろうか。





最近だと、日本政府は無償資金協力で灌漑施設を支援している。

↓JICAのウェブサイトより


ジンバブエ向け無償資金贈与契約の締結:灌漑開発により、小規模農家の生産性を向上

国際協力機構(JICA)は、11月9日、ジンバブエ共和国政府との間で「ニャコンバ灌漑事業のための灌漑開発計画」を対象として17億9,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。



こんな日本みたいな田園風景になったりするのか。

日ジンバブエ関係は引き続きウォッチしていきたい。





↓日本語関連記事。

ジンバブエ大統領来日へ 安倍首相と会談




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南アフリカのゼノフォビアとジンバブエ人たち。

おしゃれなバッグをRupurara Moonに仕入れたばかりですが、そのバッグが作られている南アフリカでは二週間以上前からダーバンに始まった移民排斥運動が激化し、すでに何名も殺されてしまったとのこと。

ターゲットとなったのはジンバブエ人だけでなく、出稼ぎに来ているモザンビークやナイジェリアのひとたちなどたくさんいるわけですが、圧倒的に移民人口が多いのはジンバブエ人ですから被害も大きいようです。


外国人に仕事を奪われてしまうという不満と不安を日ごろから抱えた人々が爆発してしまったようで、事態はかなり深刻そうです。


ジンバブエ政府は、急遽バスを用意してダーバンで避難している人たちを帰国させたようですが、出稼ぎの人口も把握できておらず、おそらく不法滞在している人も少なくない中で、なかなか難航しているようです。


South Africa: Tough Homecoming for Zimbabwean Migrants Fleeing Xenophobia

数年前まで崩壊状態だった経済も回復しているとはいえ、まだまだ仕事に就けないひとも多い中、帰国したくないひともたくさんいることでしょう。


推定150万人ものジンバブエ人が南アフリカにいるとされているようですが、実際はどうだかわかりませんものの、ジンバブエ人の多さはよくわかります。

南アフリカに不法入国して結局つかまり強制的に送り返されてくるジンバブエ人の若者たちにインタビューしたことがありましたが、たぶん彼らはまた南アフリカに行くことになるんだろうなぁと感じました。

問題は、とても複雑です。

南アフリカ:移民排斥…7人死亡、5000人が家失う


日本語のブログ記事で印象的なものがあったのでリンクを貼ります。

ゼノフォビア殺人 被害者も加害者もどん底の生活


深刻な移民排斥の暴力の背景には、複雑な格差の構造があるのがわかります。


非常に興味深いのは、後半の南アのケーブルテレビ番組のことです。

Rich Kidsというらしい。
富裕層の若者にフォーカスしている何とも刺激的なものです。

こんなの顔出しで放送したら一発で犯罪のターゲットになるんじゃないだろうか…。


↓↓↓この番宣が非常に刺激的です・・・。




何やら色々考えさせられます。




南アフリカ社会も、わたしたちの国とは違う意味でまだまだたくさんの課題がありそうです。

これ以上、殺されないでほしい。


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独裁と欧米とジンバブエ。

このひとの記事の視点はとても良いなぁと思ったので、取り急ぎシェア。

朝日新聞の今のナイロビ支局長だそうだ。

朝日新聞の方にはとてもお世話になっている。とくにasahi.comのジンバブエに関するエッセイの連載のときにはお世話になった。(→あふりかくじらの書いていた連載記事はこちら。10本くらい書いたかな)

今回の、この方の記事は、実際にジンバブエで取材した人々の視点から描かれている。

大統領選挙でムガベ大統領の再選が決まると、「野党」(かっこつき。ほんとは連立だから)からはもちろん欧米諸国からも選挙結果を認めず「不正だ!」という声が強かった。

欧米のメディアはどこをみても、ジンバブエ=独裁=ムガベ=悪者、みたいな視点で描かれている。

でも、このナイロビ支局長の杉山さんという方は違う視点から冷静に描いている。


(@ジンバブエ)「世界最悪の独裁者」と「世界の英雄」

ムガベ大統領の政策(もちろん彼ひとりがいきなり思いついてやったことでは必ずしもない。国際的潮流があったり、英国の態度の変化が遠因だったりする。実際はすごく複雑←欧米メディアはたいていここをすっ飛ばす。自分たちに不都合が多いから)は強引で、かなり国際的批判を浴びるものに間違いはないけれど、一方で独立闘争のヒーローでもある。

白人至上主義だったローデシアから、主権を黒人の手に戻すために大きく貢献した人物であり、かつアパルトヘイト時代の南アフリカの支援もした。

そういうことを、冷静な目で見てほしい。

特に、メディアにはそうだ。


アフリカのこととなれば、日本のメディアではほんとうに通り一遍の記事が多かったし、ことにジンバブエに関しては欧米のトーンそのままみたいなことも少なくなかった。

(もちろん、優れたジャーナリストの人たちが、ちゃんとした取材をもとに文章を発表しているものもたくさんあるけれど)

だから、こういう視点を積極的に報道してほしいと思う。

この方の、今後の活躍に期待したい。


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ムガベ大統領が来日するか?TICAD。

ぼちぼち開催予定のTICAD Vにジンバブエのムガベ大統領が出席予定であるということで、ニュースにも流れてきたみたいで、日本のジンバブエ関係者のあいだでも話題になっている。

大統領のことだから、突然キャンセルなんてことも十分にありうるとはいえ、「イエス」の返事をもらったことは大きなことかもしれない。

昨年、これまで外務省が呼ぼうとしていたチャンギライ首相が鉱物資源大臣と一緒に日本に来てJETROで投資セミナーなどやったり国連大学で演説などしていた手前、外交上はやっぱり大統領を呼ばないと格好がつかないのは当然。

いろいろと気になるところはあるけれど、やっぱり欧米の反応がどうかなぁというところ。

欧米諸国は対ジンバブエ経済制裁をしていて、ムガベ大統領をはじめとする政府要人などには渡航禁止としているのだから、経済制裁をしていない日本政府の動きは気にしていると思う。

EUなどは年々、見直して緩和をしてはいるけれど、なんとなく根本的にはそれは「ジンバブエくん、よくやったではないか。だから宿題減らしてあげるヨ?」的な上から目線のパフォーマンス的要素がうーっすら見える。

もちろん、ちゃんとした外交政策なんだけれど、それだったらそもそも何のために「経済制裁」をしているのか、その理由がやっぱりよくわからない。

(かといって、過去、アパルトヘイト時の南アと普通に経済関係を続けていた日本もどうかと思うが)

欧米政府のジンバブエ関係者の間では、もちろん外交上のきれいなレトリックは使っているんだけれども、結局ジンバブエを悪い子扱いしている感じはぬぐえないし、実際、ドナーだけの集まりだと平気でそういう言葉を使うひともいる。


日本は、一般的にあまりこのことへの関心はないようだし、今回のニュースへの反応も、「ムガベ」=「悪者」みたいなB〇Cをうのみにしたような反応も見られなくはない。
それはとても残念。

でも、またまたムガベ大統領を独裁者呼ばわりしている日本のメディアにはあきれ返るばかりだけれど(一国の元首をそんな風に平気で書く神経がわからん)、ものすごーくちいさなところを言うならば、今回のMSN産〇ニュースの見出しで、独裁者にカギかっこがついているということ。


なんか、ちょこっと意識したのかな?

ずいぶん前に、「ムベキ=独裁者」(←注:ムガベですらない)と平気で書いていたときは、さすがに直接電話してなおしてもらったけど、そのときより意識は変わっているのかしらどうかしらどうかしら??

「独裁者」ムガベ・ジンバブエ大統領も来日へ 来月のアフリカ開発会議


今日は、以上。




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EUによる対ジンバブエ経済制裁緩和。

昨日のイベントによって、パンプスにやられた脚が痛むのかと思ったら、どっこい、肩こりが激しいよ。
これは・・・緊張してたんか?意外と?

ごきげんいかが( ´∀`)つ

Twitter、フォローしてくださってますか。

一度、つぶやきましたけど、EUがさっさと対ジンバブエ制裁の一部緩和をしましたね。
政府高官の渡航禁止や資産凍結などが35人分解除された模様。
この緩和で、この記事によると残りの制裁対象は163人と31社なのだそうだ。

Mixed Reaction to the Easing of EU Targeted Sanctions

The European Union on Tuesday lifted targeted sanctions on 35 members of the Mugabe regime, who are the subject of travel restrictions and a freeze on assets.

A total of 163 people and 31 companies remain on the list, including Robert Mugabe, with the EU citing a lack of progress towards political reforms and a recent spike in ZANU PF instigated violence.


先日こんな記事を書きました。
中国が狙ったようにぼぼぼぼぼーんとお金を投入し、一方で中国外相は「欧米は制裁解除を!」とこれまた政治的にパーフェクトなパフォーマンスをあからさまにしちゃうわけですね。

このところの対ジンバブエ投資の動きはものすごく激しくて、中国や韓国だけじゃなくて欧米の動きも激しくなる中で、欧米に後れを取らせる原因はもちろん「制裁」だ。

そして、このような制裁に対する彼ら(欧米諸国)自身の危機感もかなり募ってきていた。
当然、たくさんの企業がジンバブエに入っているし、ジンバブエの鉱物資源(プラチナ、クロム、ダイヤモンドなどなど)やらタバコやらの農産品等で儲けたいわけだから、ジンバブエに対する制裁は自らの首をしめることになっている。

一方で、ジンバブエを「悪の枢軸国」扱いしたり、何かにつけて独裁国家と呼んでは悪者扱いした(まぁ、当然悪者扱いされるべきことがたくさんおきているのだけど)手前、なかなか、じゃ、制裁解除しますわ、なんてことが自国の国会で承認されるかっていうと簡単じゃなかったわけだ。

ジンバブエ政府に進歩がみられた(っていう言い方もカナーリ上から目線だと思いますが)なんてことも、なかなか昨今の暴力沙汰を見ているといえないからね。

この制裁緩和は、EUが狙っていたことだと思う。

ジンバブエに対する欧米諸国の態度を見ていると、ものすごく強く彼らの「裏の意図」を感じる。
ドナーの集まりや共同声明などでは強い立場・態度を継続する。
そして「人道支援」なるものでバンバン派手にお金を付ける。その額は、いつも数十億単位

その裏では、ビジネスビジネス。

ジンバブエはすごく豊かな国だから。ほんとはインフラもすごく整っている国だから。
世界は、ほんとはこの国に注目してるのだ。

この制裁緩和は、ばっちり狙ったタイミングだと思う。待ち構えていたんだと思う。
きっとアメリカも、すごい作戦を練っていると思う。彼らの戦略は、ものすごくアグレッシブで突拍子もないけど、外交はしたたかだ。

一方で、制裁をしていない日本は、ジンバブエの政情が安定してからダ!なんてことを言ってる。
ムリ。

欧米の勢いには追いつけるはずもないよね。そして、韓国なんかもすごい外交的にしたたかにやっちゃってるわけで。中国だけではないのだ。

さらに。

2月21日はもうすぐです。

ムガベ大統領の87歳のお誕生日です。

いつもお誕生日には盛大なお祝い事が催され、大統領は強烈に反欧米的なスピーチをする。そんなお約束イベントだけれど、その直前にEUが制裁緩和するって、ぜったい狙ってるとしか思えない。


ほかにもいろいろと動いてる裏の事情がたくさんあるんだと思うナ。

日本の資源関係をやりたい商社さんらも、かなりジンバブエ入りを狙って動いているんだと思うけど、いかんせん、日本政府はなかなか無理。

こりゃ〜、あまりにものんきで平和的すぎるとしか言えない。
もー、BBCばっか読んでるんじゃないの?
BBCはね、都合の良いこと言ってるんですよ?裏ではばっちり企業活動してんだよ、イギリスは。

食料争奪戦もそうだけど、これは資源争奪戦でもあるんだヨ〜。
日本は小国で、いろんな国の農産品や資源がないと生きていけないんだよ〜。
自慢の車も、携帯も、つくれないんだよー?お豆腐もごま油もセサミンもつくれないんだよ〜?

アフリカの存在は、重要なんだよね。

世界はつながっていますのねぇ。

tenorikaba

で、関係ないけど、ピンクの手乗りカバ
ジンバブエ出身。
あまりに愛らしくて、よく写真をとってしまいます



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wikileaksでばれちゃった。

たまには真面目にジンバブエネタ。

今、巷で騒がれておりますwikileaks。
暴露ですね。

米国務省の公電(というのか?)が漏れたそうで、イタリアやらフランスやらに対する「悪口」めいた表現がバレバレ。
そんなことを公文書に書く外交官がどうかしているかと思いますが、このことで他人を無能よばわりしたりする外交(いえ、一部の外交官の)姿勢がわかっちゃったわけですね。

ネットで世界的に広がった。

そして、日本のメディアは北朝鮮に関する記述をやたらと取り上げてますが、ほら。ありました。
ジンバブエに関するもの。

Zimbabwe: WikiLeaks Reveals Confidential, Blunt U.S. Assessment of Political Leaders

これは、2007年当時(あふりかくじらがハラレに住んでたときですね)のジンバブエの米国大使クリストファー・デル氏の文書とされております。

うむ。これ、本物なのかな。

なんか、言いたい放題ですね。
ムガベ大統領に関してはともかく、チャンギライは頼りにならない的なことも書かれてるし。
当時、デル大使はちょうどジンバブエ政府にひどいこと言われて、政府系ヘラルド紙に「Dell can go to Hell」なんて書かれていたころです。
他人の国をevilと呼ぶ国と比べていったいどちらがお子サマなんだか、って感じです。


まぁ、「秘」文書ともなれば本来は公開されないわけですから外交官も好き勝手書くのかもしれません。そのような「所感」もときには必要なのかもしれません。

日本の外務公電も、情報公開義務はありますから油断してると変な表現がばれちゃうわけですね。みてるだけでどきどきするものもあります。
(深くは言いませんけど!)

外交センスのない外交官は、案外たくさんいるんですね。

子どものケンカみたいなことやってちゃ、難しい外交関係は克服できないでしょうけど。

いやしかし、ときどきこのような刺激的なことがあっても、いいのかもしれませんよ。


みなさん、もっと危機感を持ちましょう。

わたしも気をつけよ。



EUの経済制裁に思うのだ。

いかがお過ごし?

ジンバブエ関係but独りごとですけど。

EU Imposes Another Year of Sanctions

EUはまた、ジンバブエに対する制裁を延長するということですね。
制裁?政府高官に対する資産凍結、渡航禁止、などですね。

与野党連立政権が誕生してGlobal Political Agreement (GPA)を打ち出したのに、予想通り、ムガベ大統領に非難の声ばかり。
対話に応じなかったり。首相チャンギライは、欧米に対して制裁をやめるようアピールしていますが、GPAが上手くいかない今、欧米は制裁をやめるわけにはいかないとの一点張り。

簡単に制裁解除しても、政治的に理屈が通らないものね。
そこにつけこまれて政府が何を言い出すかわからないし。

まぁ、大体書いてあることは一緒です。


しかしね。


人間、相手が悪いといって結局頑固にしがみつくんですね。
経済制裁がますます政府の態度を頑なにしてきたのは否定できないと思いますが、そういうところには目をつぶってね。国際社会的に、人権踏みにじるような政府に対して「赦さない」的態度をとるために。

そんななか、JICAはジンバブエに対してまた援助再開の流れ。日本政府は制裁などするような政府じゃないですが、この緊張感、相変わらずですな。援助どころじゃないかもヨ。

ひとりごと。


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誤解と憎しみと正義のロジック。

45caf9b3.jpgムガベ大統領。85歳。

Mugabe: West 'dividing Zimbabwe'

このBBCのニュースには映像もついてるので、ぜひご覧いただきたいんだけれど。

いつもムガベが言うのは、欧米によって「違法な」制裁を課されていて、そのせいでジンバブエの経済がダメになった、ということ。

そもそも制裁に違法も何もあったもんじゃないと思うんですが。
そして、制裁の経済への影響はゼロではないにせよ、それがすべてではもちろんないわけですが。

いつものロジックですが。

現在の連立政権の分裂っぷりも欧米のせい。経済の崩壊も欧米のせい。悪いやつらのせい。


で、そんなムガベを完璧な悪者扱いする某国。


どちらにもいいぶんがあるわけですよ。

そして、それなりにロジックを作り上げている。どちらも正義をうたっているんです。自分が「悪者」と思っているひとなんて、まぁ、普通はいないんですよ。


何か行動をとれば、それを歪めて受け取られ、このように利用される。いまに始まったことではない。そして、ムガベだけがこういうことをやってるんじゃない。


正義も愛も友情も、ある程度、こういう誤解や思い込みや勝手な解釈で成り立っている。だから、BBCもそのような誤解にどっぷりはめられてる。
皮肉なもんだ。



ひさしぶりに、翻訳仕事を請けている。
たまには論文チックな文章も書かないと、頭の一部が錆びつきそうなのでね。


しかし。
いま、抱えている書き仕事、翻訳仕事、オンラインショップのルプララ・ムーンのこと、通信講座、ダンスのこと、などなどなど。(あ、あと、「通い仕事」ってのもあるの)

キャパオーバーです。今日もダウン。自分がフリーズしているうちに一日が過ぎてしまいました。危機的。

よって、こんなひとりごとなワケです。許して。
旅に出たい。




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EUとジンバブエ。

313ac586.jpgEU代表団が来ジンしたということで、その一連の記事が日本語でもポツポツと出ております。

こちらなど。


相変わらずムガベ大統領は、痛烈な批判をしていますが、痛快な言い訳もしておるようです。もう・・・。


今日は、それだけ。


そんななか、ワタクシはジンバブエのクラフトをせっせと集めております。
ルプララを見てね。


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何のための制裁か。

SADCの会合では、欧米に対してジンバブエへの経済制裁をやめるよう訴えるということだった。

チャンギライは、与党側が「パワーシェアリング」の合意にきちんと応じることを条件に経済制裁を解除してほしいと言っているようだ。
その理屈は、実にまともだと思う。

ただSADCはこれに合意せず、欧米に対して制裁の即刻制裁解除を求めている。
まぁ、これも一理ある。

ムガベ大統領がパワーシェアリング合意にきちんと応じるのを待っていたら、どれだけ時間がかかるかわからない。


一方で、何のために欧米がジンバブエに経済制裁をかけているのかというと、当然近年の政治的混乱(による人権抑圧、経済崩壊など)の責任をきちんとジンバブエ政府にとらせて正常化させようという表向きの理由があるからだ。

だから、もちろん無条件で即刻解除はできない。
欧米だって国際的立場ってもんがある。
事実、野党関係者に対する暴力や逮捕、不当な事件がいまだになくならない中で、どこで見切りをつけて欧米が制裁解除の決断に踏み切るか、というのは政治的に非常に微妙だ。


BBCの記事によると、EUのdelegationがジンバブエをとりあえず訪れているとのこと。でも、すごく慎重だ。これが制裁解除にすぐにつながるわけではない。
ちょっと様子を見る、ってところだ。

ただ、選挙のときよりも政治的緊張感はほんの少しだけ薄らいできたように思う。
そうではない部分もあるかもしれないけど。なんとなく。


ただ単に、制裁をなくすことが答えでもなく、「民主的な」新憲法を成立させることがベター・ガバナンスなのでもないと思うけれど、少しずつ政治ゲームが人の命と尊厳と生活を脅かさないジンバブエ社会の実現につながってくれたら。


ジンバブエの普通の人々は、そう願っているんだろうなと思ってる。



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IMFのお金、ジンバブエへ。

6d6df308.jpg本日、3本目。

IMFがキャッシュ・インジェクションをしているorもう払い済み?というニュースが散見される。

SW Radio AfricaとBBCをquoteしますが、微妙に違う内容なので真相はよくわかりません。

ジンバブエは、IMFに借金がありました。
で、政情の混乱、経済の崩壊、国際関係の悪化から新たな借金は無理そうでした。
しかしながら、IMFはまた5億米ドルのグラント(と書かれている)をIMFから受け取るとのこと。

まんまるい顔のゴノ中央銀行総裁は、「もう受け取った」って言っているようですが、ロイターによるとIMFはジンバブエの借金1億4,200万ドル(この金額の借金が残っていたのかどうか、ちょっと不明。どうだったんでしたっけ?)が返済されないと支払われません、と言っているらしい。

いずれにせよ、カネが出るということです。

Zimbabwe: IMF Gives Country Multi-Million Dollar Cash Boost ←SW Radio Africa

Zimbabwe receives boost from IMF ←BBC

いつだったか、借金返済のために大量にお札を刷ったっていうお話は有名でしたけど。

いつも新聞に引用されるエコノミストのジョン・ロバートソンさんも、このお金が使途をはっきり明確に活用されるなら良いこと、とおっしゃっています。


ジンバブエへの投資も、戻ってきているらしいという噂をちらほら聞きます。
先日のDADAの座談会でも、国内産業は復活しているのか?工場の稼働率はいま、どれくらいなんだろう?という話がありましたが、これ、ネットだけでも意外と情報が取れるような気がします。

いえ、国内産業というか、外国資本が再投資されるという点について。


これは、人々の生活に明るい兆しが見えたということなのでしょうか。

連立政権は、相変わらず小競り合いが続いているようで、ジンバブエの同僚から聞く話もこれまでと変わらず微妙に不穏な感じです。政治的緊張感は、やっぱりなくなっていないのかなといのが率直なところ。


日本の商社も戻るかしら。ジンバブエに。
鉱物とか綿花とか、ね。


*写真は、たまたま撮ったハラレ市内のネスレの工場。
 なんか、煙出てますけど、これって稼動してるってこと?ちがうかな。


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500万ポンドの価値。

ゴードン・ブラウンさん。

ジンバブエへ、500万ポンドをさらに出す、と。
政府を通さない「援助」にすると。

食糧援助とかそういうもの。


BBCの映像


英国は、ジンバブエを助けたい、って何度も何度も繰り返している。


なんとなく、英国は植民地の旧宗主国なわけで、血みどろの歴史がある。
経済制裁もしちゃってる。ブリティッシュアメリカンタバコなんてのもある。

複雑な関係。かわいそうなジンバブエを助けてあげるいい者英国じゃないはずだ。

でも、それを隠しちゃっているような表現に聴こえるのは、ワタクシがひねくれているから?( -д-)ノ??


なんだかなァ・・・。


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人々よ、ジンバブエへ帰れ。

チャンギライ・ゴーズ・トゥ・UKですよ。

精力的だね。ほんとにジンバブエを変えようとしているのね。

ロンドンで、たっくさんいるであろういわゆるジンバブエ人ディアスポラに対して、国に帰るよう呼びかけている。

Zimbabwe PM urges UK exiles home

この前は、在ジンバブエの英国人に対して英国政府が「帰国キャンペーン」をやっていたところですし。
皆、国に帰ろう。ってところですか。

なかなか帰らないでしょうね、停電も前よりひどい状況みたいだしな。
学校とか病院が機能しませんと、なんともねぇ。

でも、これまで英米を悪魔呼ばわりしてばかりだったジンバブエ政府が、チャンギライが首相になったことで、こんなふうに「対話」ができるようになってきたのはよきことかな。

今度はブラウンさんに会うそうです。チャンギライちゃん。


ところで、マニアックな人々はよーく後存知でしょうSW Radio Africaというショートウェーブ。
これはロンドン発だったかな?
ジンバブエ人ディアスポラによる、ジンバブエに向けた、あるいは世界中に散らばるジンバブエ人に向けた放送。

多くの人々が国を出てしまった今、このような「外から」の発信がとても重要なんですよね。先日、あるラジオに関するセミナーでも同じことを言ったんですけど、いま、インターネットで多くの放送が流れていることで、政治的にインパクトは大きいと思います。でしょ。また書く。


SW Radio Africa聞いてみて。
一日二時間だけですけど、それ以外の時間はアーカイブが聞けますよ。


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米が対ジンバブエ制裁を・・・なくす、かも?

7ab9470d.jpgいろんなジンバブエ関係の最近のニュースですけれども。

Zimbabwe: U.S. to Remove Sanctions

こんなのがありました。

米国は、対ジンバブエ制裁を解除するのか!???っていう記事。

私としましては、どうしてもジンバブエ政治や国際関係に関してとてもとても懐疑的。だって、いままで色んなキレイゴト並べてきたけど、そんなの政治ゲームのひとつにすぎなかった、ってケースばかりだったと思うから。


でも、チャンギライがどうやらがんばっていそうな様子はわかる。

このたび、「特別」にヨーロッパを訪問し、オバマ大統領やブラウン首相など、様々な要人に会うと書かれている。どうなることでしょう。


ドナーコミュニティは、例によってCAPという緊急支援のプログラムを始めています。これは、ほんと、毎年やっているものだけれど、とにかく「緊急支援」ということでこれだけの資金が必要だから、っていうのでドナーがどんどんお金をプールする。
お金をどんどんあげる・・・。

ともかく。

日本語では、未だにとっても偏ったニュースばかりが流れている。
ので、もう少し色んなことを書きたいなとは思っています。

ジンバブエ、行ってみたいなー、って思えるくらい魅力的なことを書ければいいね。

ま、魅力を伝える一つの方法が、Rupurara Moonなわけですけれどね。


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憲法改正劇場。

cc815c2b.JPGとうとう19回目の憲法改正が実施ということで、チャンギライはオフィシャルに「首相」になれる。これまではずっと、「首相首相!」といいつつも法律上は何も変わっていなかったので、これは大きな進歩だろう。

ただ、1980年以来これほどたくさん変わっている憲法を、また政府が変えようとしないという保証はない。

こんな記事が出ている。アメリカの記事。

Zimbabwe: Obama Cautious On Power-Sharing Deal


オバマ政権は、ジンバブエに対する態度を固めておらず、様子を見ている。
そして、今回の憲法改正に関しても慎重になっている。

憲法が変わったから、やったー!ジンバブエの独裁終わりだー!なんて喜んでいるひと、どれくらいいるかしら。独裁は終わり?


たぶん、それはない。


結局のところ、Power-Sharing dealに合意したわけではなく、また同じところで与野党の権利合戦でもめ、ZANU-PFが抜け駆けして何かの政策を打ち出すなどして、野党が怒る!みたいなシナリオが目に見えてるんだけど・・・。

しかも、彼らはどちらも独自の政治ロジックを持っていて相互を批判している。
あたりまえだ。

いつでも、自分らは「いいもん」で相手は「わるもん」だ。


この憲法改正は、対外的パフォーマンス色があまりにも濃い。
経済制裁の解除や二国間援助の再開を狙ってのことなのではないか。


なんてことを思ってる。


少なくともオバマ政権は、いきなりジンバブエを「圧政の拠点」などと呼ぶようなマヌケなことはしないよね。

ブッシュ政権のハードなやり方は、上記の記事にもあるように逆効果だった。それは確実だ。


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ムガベのせいにすれば良いのか。

ムガベを悪者にすれば、すべてが片付くかのような寝ぼけたことをぬかしている人間が多すぎる。

日本の某新聞社よ。いきなり「悪政」はないだろうよ。いきなり「独裁」はないだろうよ。

いや、悪政であり独裁かもしれない。
では、欧米諸国は?正義の味方ですか?
このジンバブエの抱える深刻な事態に、何の関与もしていない「いい者」なのですか?ジンバブエ政府だけが、悪者ですか?

悪者に罰=制裁を与えて、解決すると思うのですか?


米国フレーザー国務次官補もライス国務長官も、ジンバブエ政府与野党の9月の連立政権合意は認めないと言った。まるでジンバブエが悪魔の国家であるかのように。

もちろん、ジンバブエ政府の政策はありえないほどむごい。
どれだけ多くの人が、この政治的混乱の犠牲となっただろう。数百万が国を出て、数百万が食糧援助を必要としている。職を失い、医療は機能しなくなり、教育はストップ、インフラも機能せずに都市部ではコレラが流行した。死者は1200人以上を数えるというのが国連の見方だ。
これは、ジンバブエ政府がやったことだ。

そしていまなお、多くの活動家が行方不明になっている。人権団体が警鐘を鳴らしている。


だからこそ、この状況はとても怖い。
ムガベだけがこのすべての元凶であるとしたら、これまでの歴史はなんだったのか。

英国植民地ローデシアとして、豊かな農業国として成長したジンバブエ経済は、アフリカのブレッドバスケットとして国を押し上げた。多くの人が、アパルトヘイトに苦しむ南アから移住してきて、白人大農場が肥沃な土地のほとんどを占めた。
黒人小農たちは、痩せた小さな土地に押し込められた。

人々の期待を背負った国の独立。「大きな石の家」という意味を持つジンバブエという国は、なによりもまず土地問題を解決せねばならなかった。
だが、政府高官の富裕化、英国政権が交代し、独立当初に約束された土地問題への支援がなくなった。

極端なナショナリズムは、やがて土地の強制収容と占拠へとつながる。

豊かな農地からは、たくさんのタバコなどの農産物が取れる。
英国系の企業などは、ここから多くの利益を取っている。だから、ジンバブエ農業がだめになると、困る。

ムガベを悪者にするのは実に簡単だ。


ムガベは、もう84歳のじいちゃんだ。
激しい言葉遣いで、英米を罵る。
ジンバブエを我が物だと語る。コレラの問題はないと言う。

英米は、ネオコロニアリズムであると罵る。
違法な政権交代を力で推し進めようとしている英米に屈するものかと、国民を煽る。
(ただし、一部の既得権益にすがる政府高官を除き、どこまでの人間が心から昔の独立の英雄ロバート・ムガベを信じているだろうかは、もちろん大いに疑問だ。そこにあるのは、抑圧であり、脅迫だ)


歴史が複雑に絡み合って、いまの問題が出ている。

多くの人が死んでいる。


経済制裁をしたところで、公の場で罵ったところで、罵り返されるだけなのではないだろうか。そして、ますますますますますます頑なな態度をとられてしまうだけなのではないだろうか。


安易に、「独裁」だ「悪政」だなどと言うな。

あのジンバブエ与党が、連立政権合意に署名したからといって「独裁政権終焉!」などと言うな。
あの、ZANU-PFですよ?わかってないんじゃないの?


言いたいことは、それだけだ。



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コレラで大量虐殺??

ご機嫌いかが?

アタシは・・・・まぁ、ひどいけど。何とか。生きてりゃいいんじゃん?

こんなニュース。日本語でしか見てないのでよくわかりませんけれど。

「コレラは旧宗主国、英国による大量虐殺」 ジンバブエ閣僚


きたか、って感じ。

ほらね、何があっても英国が悪いってなるわけですよ。
だから、経済制裁を強化したところで、また「悪者英国」といって国内の問題を彼らのせいにして非難する口実を与えてしまうのではないですか。
いや、もちろん制裁はそれだけではないかもしれないけれど、わたしは、彼らの態度をどんどん頑なにさせるだけだと思う。

ほら。

国内の問題を直視していない。

どんどん、悪化するよ。このままでは。どんどん人が死んでる。

もちろん、報道はものごとを煽るようなことを書いてしまいがちなので、いつもわたしは100%信じるつもりはないけれど、でもジンバブエの友人と話してもやっぱり状況はひどいと感じる。

どうすればいいと思う?

わたしは、書き続ければいいのかな。


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ミャンマーとジンバブエ。

8de5ab6d.jpgジンバブエ選挙です。

野党代表チャンギライ氏が、大統領選の決選投票に応じると表明したとの報道があちこちで流れています。
色々とありました。

対ジンバブエ「静かな外交」を守ってきた南ア・ムベキ大統領が、やっと仲介者として来ジン。しかしながら、野党側はムベキに対する信用を失っている


一方で、この一連の騒動に関連した死者は22人に達したという報道もあります。(SW Radio Africa)
もちろん、詳細はわかっていません。しかしながら、激しい暴力が横行しているという点はもう間違いないでしょう。

すごく、泣きそうな気分。

いろんなひとの顔を思い浮かべます。
それでもやっぱり、あの国は彼らのうつくしい祖国なのです。わたしにとっても特別な国です。


色んな報道はあるけれど、やっぱり結局何が起きるかは誰にもわからないのです。これまでだってそうでした。そしてこれからもそうなりそうです。
あれほど、南アに次ぐ豊かな大国だったジンバブエが。今では世界最悪のインフレ国です。

もう、これ以上なんて書いたらいいかわからないので、やめます。


ミャンマーのサイクロン被害が尋常ではありません。
ミャンマー政府は、緊急援助隊の受け入れを「拒否」しているようですね。そして国民投票を強行した。

身近に、ミャンマーに長くおられてミャンマー人と結婚されている方がいますが、彼女にミャンマー政府に関する色んな話を聴くと、悲しいくらいジンバブエ政府と似ています。

こういうこと、日本のメディアなどはあまり大っぴらに言わないのかもしれませんが、やっぱりそうだと思います。

そして、北朝鮮も。

ジンバブエは、北朝鮮と国交があります。


人為的な、ものでもあるのです。


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EUサミットとムガベ。

先週ポルトガルで行われていたアフリカEUサミットに、結局すったんもんだの末、ムガベ大統領は出席したらしいですね。
記事

反ムガベのデモあり、ムガベ支持派のデモ(もどき)ありっていう感じだったようです。
なんだか、いつの間にやら2007年も終わりなので2008年の大統領選挙が近づいているわけですけれども、これからますますこういったことが増えるのでしょう。
国民の生活も大変ですが、こういうことばかり書くのもなんだか嫌です。

なので、きっとメルマガにはいい話を書きます。(希望)


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米国の対ジンバブエ制裁強化。また。

なんだかしばらくぶりに、ジンバブエ記事をちょこっと。

しかしながら、このブログはとくにジンバブエ情報を載せるために数年前に開設したわけではないので、ご承知おきを。第一、わたしのジンバブエ行きがきまる5年近く前から「あふりかくじら」は活動してますのでね。

米国の対ジンバブエ制裁が強化という記事がまた出てます。
まあ、目新しい感じではないかもしれません。
政府高官の制裁対象のリストに名前を加えるという話です。で、その子どもらが米国に留学することを禁ずるわけです。

でも、米国がいくらこんなことをしても制裁の効果ってぜんぜんないと思う。「ジンバブエ政府、悪いやつ!」みたいな宣伝をしているに過ぎないような気がする。
そしてジンバブエ政府は、また「経済制裁のせいで経済が崩壊した!」と言い出すに決まっている。
わずか数人の留学が阻止されたから、経済崩壊した!となるのだから。きっと。
その繰り返しだなぁ。いっそのこと制裁をすぱっとやめたほうが、彼らに文句を言わせる口実も無くなるから効果があるんじゃないの?
ぎりぎりしばったら、反抗するに決まっているよね。



さて。


今日も今日とて、忘年会の準備などをしてしまいます。
衣装、ちょっと作ってます。

でもほんとは、某資格試験の勉強をしなきゃいけないんだけれどね。
昔々の夏休みの宿題状態だネ。てへ。( ´∀`)つ



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USAIDだけでなく。

前回のUSAIDの関連記事がときどき新聞にも出てくる。

要するに、議会支援のプロジェクトが政府の気に入らないということなのだろう。USAIDがState University of New Yorkを通じて支援しているこの議会プロジェクトは、専門家の派遣を通じて議会システムの民主化を目指している。
たぶん以前からこれは、「バッドガバナンス」の烙印を押されているようで、政府にとっては目障りだったのだろう。

米国国務省が出したという報告の中に、米国は野党や「改革志向」の与党党員、そして市民団体を支援するという記載があったとのこと。それをジンバブエ政府は、「米国による悪意に満ちたレジーム・チェンジの目標のためにこのプロジェクトを支援している」と解釈。議会支援プロジェクトを一方的に中止させたということだ。

政府にしてみれば、チャンスとばかりに思ったのか。
英米をはじめとした西側諸国に対する態度の硬さはもはや尋常ではなく、どんどん強まっている。
日本はまだ、憎まれていないのかもしれないけれど、すごく外交的に微妙な立場だと思う。


一方、くじらの個人的なジンバブエ・プロジェクトに新たな展開あり。
どうしても観にいきたい場所があるのだが、正確な場所がわからずにいたのだが、どうやら大体のところはわかってきた。あとは、できれば優秀なガイドを探したいものだが、最悪、そのままひとりでもいけなくもないかもしれない。
関心あるひと募集。
ある歴史あるミッションを尋ねたいのです。

ただ、遠い…。どうしよ。

しかし、見たい。
これはわたしのアフリカ・ライフのなかでもとても貴重な経験になるはずなのだ。

どこまで行っても、どこを巡っても、わたしのジンバブエ探索に終わりはない。

USAIDが追い出されるのかッ?

何だかすごいニュースが載ってます。
ジンバブエのUSAIDが追い出される?

なんだか、USAIDがレジーム・チェンジを狙って不当な援助をしているため彼らとの契約を切る云々、ということがかかれています。
サンデー・メイル紙。もちろん、政府のプロパガンダ紙で独立系のメディアにはそんなこと見当たらないようです。

なんというか、甚だしい。
USAIDがジンバブエに費やしている何十ミリオンドルというお金はいったいどうなるのでしょう。それが不当だったと?
この記事の信憑性も疑わしいですが、こんな記事でましたということで。

真相をつきとめよ。

明日、ステイアウェイ。

予定では、明日3日(火)と4日(水)はZCTU(労働組合)のステイアウェイである。
このところ、逮捕される者も多く、また小さなテロめいた爆破事件も多発している。これら火炎瓶等による爆破事件はMDCの仕業に見せかけた「何者か」の陰謀であるとの見方が強いが、ともかく混乱が深まっていることは間違いない。

先月末、MDC本部に警察が踏み込んで、その後チャンギライを含む多くのMDC党員を逮捕した。恐ろしいことに、政府はひとを殺しかねない勢いである。また逮捕拘束者は暴力を振るわれた。怪我を負った活動家らが裁判に立っている

一方で、ムガベ大統領は2010年に延期するとしていた大統領選挙を2008年にするということにした様子。ZANU-PFはそれをおしている。
さらに、議席数を増やし、上院は比例代表制のようにするとの考えを示した。
もし、このようにZANU-PFの力を無理やりに強め、野党MDCに対して強硬な態度をとり続けて独裁体制の強化が続けば、最悪のシナリオとしてはムガベ大統領が2008年に大統領に再選され、6年改め5年、任期を延ばすことになるのである。大統領はそして、90歳になる。

SADCは、臨時首脳会議を行った
ジンバブエに対してこれまで静かな態度をとっていた彼らが、危機感を募らせているのかもしれない。しかしながら、ジンバブエの顔を立てることも忘れていない。
西側諸国に対して、ジンバブエに対する制裁の解除を要求し、与野党の対話に南アのムベキ大統領を立てた。

しかしながら、SADC諸国の中でもジンバブエに対する態度が強硬になりつつあることは否定できない。ザンビアのムワナワサ大統領は、ジンバブエを「沈み行くタイタニック号」と言った。

さっき、事務所から大掛かりな警察のトラックが見えた。武装している。けたたましくサイレンを鳴らし、街中をどこかへ通り抜けた。
さあ、明日と明後日はステイアウェイ。

誰も、死ななければ良いのだが。

孤立化するジンバブエ。

連日多くのことがある。

まず、スーパーマーケットやNRZ(National Railways Zimbabwe)が爆破されたとのニュース。これは、政府系プロパガンダ紙の「ヘラルド」は「MDC支持者による」犯行であるとしている。しかしながら、真相はわからない。

今日、27日(火)、11日のSave Zimbabwe Campaignの集会時に撃たれて死亡した活動家Gift Tandareの葬式が執り行われた。速報でメールが入ったが、この葬式の直後、MDC党員が拉致されたとの情報がある。未確認なのかもしれないが、今後、色々なことが明らかになってくるはず。

英米は、ジンバブエに対して非難を強めている。
ジンバブエ問題を国連安全保障理事会の議題として上げようとする動きがある一方、一部の国はこれに反対している。
しかしながら、これまでジンバブエに対して強い態度を見せることのなかったSADC諸国は、少しずつ強い態度を見せるようになってきている。(たとえば、ザンビアなど。ムワナワサ大統領はジンバブエを「沈み行くタイタニック号のようである」と述べている)
つまり、これまでの「味方」が減ってきている。
そして、今週後半SADCの会合でもジンバブエ問題がテーマに上がることになりそうである。タンザニアのキクウェテ大統領は、ハラレとロンドンの対話の仲介役を担っている。これは、昨年から頓挫していたものである。

一方でムガベ大統領は、2010年までの任期延長がかなわず、来年2008年の大統領選挙実施に踏み出すことになりそうである。
これで何らかの工作が行われてムガベ大統領が再選されれば、さらに5年の任期延長となるわけである。
しかしながら、与党ZANU-PF内でも分裂が明らかな今、ムガベ大統領への支持は確実に減っていると見ていいだろう。つまり、国際的にも国内的にもということである。
これで、2008年の大統領選挙への立候補を断念させようという動きもある。ムガベ大統領は、もちろん立候補する気であろうが、もし再選されれば90歳になってしまうのである。そんな国家元首、他に例があったかは知らないが。


あきらかにジンバブエは非常事態に陥りつつあると見て良いであろう。
Save Zimbabwe Campaignを主導しているChristian Allianceのヌーベ司教は、政府との平和的な戦いを宣言している。ムガベが退任し、レジーム・チェンジが行われることを望むとはっきり述べている。ジンバブエのインフレ率は、4,000%であり政府はそれを隠している、とも。(政府発表は年率1,700%)

日々、小さなテロまがいの事件と、警察により解散させられる集会などが続いている。これがどんどんエスカレートする可能性は高い。
4月に入るとZCTU(労働組合)のステイアウェイが予定されている。これを機に、また大規模なデモが起きる可能性も否定できない。治安当局は、ムバレやチトゥンギザなど、MDCの集会が行われるハイデンシティ・エリアでの「Rally」(結集)を禁止している。しかし、MDCは明らかにそのような禁止令などに従わない勢いである。

大統領選挙まで、まだ少し時間がある。

警察が、街をうろついて緊張感が高まっている。

世界の国から「じんばぶえ!」

d1e50214.jpg今日、ちょっとはまってしまったことがあるので、ぜひこのエキサイティングな気持ちを誰かとわかちあいたいと思う。


某北欧国在住の友人がお知らせしてくださった同国(瑞典)の記事。
"Zimbabwe allt närmare kollaps"Svenska Dagbladet紙。
スウェーデン語なのでよくわかりませんでしたが、ある方のご協力をいただいて読解したところによりますと、どうやらハイパーインフレ1,281%に到達したことに始まり、「ジンバブエの崩壊近し!」という内容とのこと。
しかもよく見ると、Diktatorn Robert Mugabeとある。
こ、こ、これは、Dictatorのこと?独裁者


調子こいて、別のも探してみました。

"Leder: Hvorfor?"
I EN UGE, da man har drøftet, om Saddam Hussein fik en værdig død, har nye tusinder mistet livet i Zimbabwe.
Jyllands-Posten紙。
デンマークの新聞です。
デンマーク語でわかりませんが、サダム・フセインに絡めてロバート・ムガベの名が出ているということはやはりキーワードは「独裁者」でしょう。
このような論調は、とくにジンバブエ国内の新聞には見られなかったけど。

おまけにもうひとつ。

"Mengistu funnet skyldig i folkemord"aftenposten紙。
ノルウェイ。
これは、エチオピアの前軍事政権指導者メンギスツが終身刑を受けたが、彼は1991年からジンバブエに亡命しており、ジンバブエ政府は彼をエチオピアに引き渡さない、といった内容であるはずです。
辛口コメントついてないかな。

いろんな国の新聞をみると、いろんな論調があって興味深い。
そして、ノルウェイやスウェーデンなどは、この国に非常に大きなODAを落としているわけで、それでも強硬なジンバブエ政府の態度(中国やイランと親しく付き合ったり、統制経済を行ったり、メディア規制をしたり、インフォーマル市場をつぶしたり、etc....)に関しても、辛らつなことばを投げかけるようになる。
欧米批判を繰り返すジンバブエ。
北欧諸国にしても、自国民に対してこのようなジンバブエの状況をある程度はっきり伝えておく必要があるのだろう。巨額のODAの説明責任もある。

また最近、ジンバブエ政府プロパガンダ紙は『バス会社が運賃を違法に上げた!』といった論調の記事があった。なんだその「違法」って…。ときどき胸が悪くなるのです。


嗚呼、陣馬笛。

ますます独りぼっちですよ…。

クッキング・オイルが消えるの巻き。

お店からパンが消えたり、牛乳が消えたりするのはわけがあります。それはジンバブエ政府(ダークサイド)の価格統制。
違法に値段を吊り上げて国民を苦しめちゃあいけないよ?ってんで価格を決めてしまって、それ以上の値段にしたお店の人を逮捕しちゃうぞってわけですね。インフレ率は1,000%超(年率)ですよこの国は。誰も赤字を出してまでパンや牛乳を売りません。

一方で、お店からクッキング・オイルが消えているのはわけがあります。
最近の新聞(インディペンデント紙・独立系→政府のプロパガンダ紙ではない)にございましたが、これは「米国のせい」となっているのですね。
つまり米国や英国などは、要人の渡航禁止やビジネス禁止などといった対ジンバブエの部分的経済制裁政策をとっているわけで、このHeinz社の傘下にあるOlivineという会社は、米国の対ジンバブエ制裁の決まりに則って、「政府によって不当に奪われた農地」で生産される原材料は買ってはいけないとなっている。つまり、大豆や綿花の種子など、クッキング・オイル(食用油)の原材料となる農作物は購入できない。要するに生産がストップしてしまうわけです。

よって、いまほんとうにスーパーからオイルが消えました。
これは国民の生活に直結する重大事。普通のお食事で、たとえばシチュウなどを作る場合にクッキングオイルはたんまり入れる文化なわけですから、一般家庭のオイル消費量は日本の平均よりも断然多いはず。

そしてこの会社はかなり市場を独占しているようですから、けっこうな影響で、連鎖的に他の企業等もダメージをうけるでしょう。


しかし、こんな「サンクション」でいいのか!?
どう考えても、いちばんサンクションされるべきひとにダメージはいっていなくて、そのかわり弱い国民に影響が出て、そして、米国はまた「Evil country」呼ばわりされるだけではないのだろうか。と思いますけれども。

ある日常の風景、ごく普通のジンバブエアン。

3a4bd24d.jpgその、ハイデンシティ・エリアの日常の風景に思うこと。外国人がめったに足を踏み入れないような、それでも活き活きとした人々の暮らしがあるような風景。

こうして、物を売るのです。生活のため。

いま、報告書を書くためのリーディングの最中で、頭脳の容量が足りないわたしはいつもフリーズしている。
現在読んでいるのは、やはりディアスポラのこと。これがいちばんホットな話題なのかもしれない。海外に出て行ったジンバブエアンによる送金。これが、この経済破綻した国のごく普通の暮らしにどれほど重要であるか。それがよくわかる。
そして、ゴノ中央銀行総裁が送金機関を潰してしまったこと。これによりお金が受け取られなくなった人々は、ますます困窮する。

一方で、お金だけではなくて物資を送ってくるケースも少なくない。
その内容も、食料、衣料品、日用品をはじめ、テレビなどの娯楽品や贅沢品など多岐に渡る。すごく複雑な、面白い経済構造になっている。

加えて、IMFの理事会が近いうちある。
ジンバブエは、投票権等の復活への道が困難であるとは予想されているものの、事態は少しずつ動いている。ともあれ、今回のゴノ総裁の措置が国際社会で認められるかというと、もちろんけっしてそうではないだろう。

この流れは注目すべきだ。


そんなことよりも、「亡き王女のためのパヴァーヌ」で泣きそう。
(ラヴェル。フジコ・ヘミングのピアノ演奏)
生きているだけでありがたいと思え、とどこかの自分が呼びかけてきて、わたしはそれで苦しさとか哀しさとか色んなものを一緒くたに思い出してしまったけれど。

そんな決断を、きっとわたしは迫られているわけではなく、それはもう自明のものとしてそこにある。あとは、勇気をかき集めて、それをただ静かに黙って手に取るだけ。

あと少しの勇気が、わたしには足りない。



************

エンピツ日記『あふりかくじらノート』に書くべき内容になってきたナ。そちらのほうに書く。

世界中に散るジンバブエアン。

いま、ジンバブエの政治経済状況は最悪で、スキルのある人間などは外国に出て職を探すひとが多い。いわゆるジンバブエアン・ディアスポラというやつである。
いくら働いても、どれだけ働いても、最低生活線という水準に満たない給料しか得られないのだったら、つまり働けば働くほど貧しくなるのだったら、やっぱり外国でよい給料を求めるに決まっている。

イギリスで、亡命しているジンバブエ人が追い出されるかもしれないということで、それに反対するデモがあったらしい。

ジンバブエ政府は、帰ってくるひとウェルカム!という態度らしいけれども、この国に安定がもたらさなければ帰ってくるものも帰ってこない。それでも、ここにとどまろうと思っている人たちもたくさんいるのがすごいと思う。
そして、ジンバブエにおけるデモも、また企画されている。

何もかも、政治だ。


ところでオーストラリアではジンバブエからの亡命者に対し、「政治的亡命」だけでなく「人道的危機亡命」なるステータスを検討しているらしい。人道的危機。家を叩き壊されるとか、そういうことだ。
パン屋さんは値上げをすると「違法な値上げだ!」と報道される。このインフレ率で違法ってなんだ?違法な制裁って何だ?

ジンバブエは救いの手など不要。

先日、ハラレ市内のレインボー・タワー・ホテルにて亡くなったジョコニャ情報大臣の埋葬の場で、ムガベ大統領のスピーチ

国際社会のなかで、ジンバブエ問題の解決策、「救いの手」などが議論・提案されているが、ジンバブエは死にゆく国ではなく救いの手など要らないと述べている。
ただ単に、欧米の「合法的な」態度が必要なのだ、とのこと。

政府の弁では、経済の崩壊や土地改革の失敗などはすべて欧米の経済制裁に起因するものだ、という流れなので、そこに帰結する。

ガンビアの首都バンジュルにて、AUサミットが開催される。
ムガベ大統領は、そこで発言する。コフィ・アナン国連事務総長は訪ジンを計画しているが、ハラレはそれを必要が無いと拒否。南アのムベキ大統領が間に入り会談が持たれ、何らかの進展が見られる・・・かもしれない。

経済が崩壊するということ。

ライブドアの件が話題を呼び、くだらない報道や分析も世の中にあふれてきているなか、ジンバブエではゴノ中央銀行総裁が経済政策レビューを行い、またジンバブエ政府の見え透いた国際アピールが行われた。政府はがんばってるんだよーと。

新紙幣の50,000ジンバブエドル札が導入される見通しとのこと。実際には、現在5,000ドル以上は期間限定のベアラーズ・チェックであり、紙幣ではない。50,000ドルが導入されたところで、現在1米ドルあたり闇レートで150,000ジンバブエドルになっているから、50円以下に過ぎないわけだ。

独立後、26年目にして、1米ドルあたり1ジンバブエドルであったのが、もはや10万分の一。(もちろん、諸計算をすればかならずしもそうではないが、劇的に価値が下がったことはたしか。そして、もっと下がる見通し)

インフレ率(年率)は現在580%程度。
これは、3月くらいには700%〜800%になるという見通しらしい。

ともかく、札束が少しずつ価値を失い、どんどん厚みを増してくる。
これから、いったいどうなるのか。

いくら分析したとしても、どうにもくだらない分析にしかならないような気がする。
この政府の、ガバナンスが一気に変わらない限り。


日本は一般無償資金協力を凍結させたままだが、一部欧米諸国とは違いジンバブエ政府との「対話路線」をとっている。

刻一刻と状況は変化している。

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セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた: 大学生、作家ベッシー・ヘッドに会いたくて、ボツワナへ行くことにした。
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