日々、駅前のテラスに座っている

お昼休みのときもあるし、夕涼みのときも多い
これがわたしの、日用品の買い出しを除く唯一の外出だ

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この場所には、いつもたいていひとが座っていてそれぞれの時間を過ごしている
案外空いているのだ
皆、息抜きやリラックスが必要なのかもしれない

わたしはたいてい読書か、音楽を聴いてイメトレしているか、ひたすらノートに書いているか

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他人との距離は伸び縮みするのだということについてなんとなく考えていたので、まとまらないうちにリアルな思考の断片だけをあえてここに書いてみたいと思う

他人のことに対して、ひとは往往にして自分の妄想と先入観のメガネでみているものだ
そしてそれは物理的距離でよりいっそう強化されたりもする

会えないし、オンラインでの繋がりだけだと、わからないことがたくさんある
コミュニケーションとは言語だけでなく、空気、オーラ、視線、全てだからだ

他人と自分を隔てるものは何かなと考えてみた:
・物理的距離
・時間的距離
・精神的距離


といったところだろうか

そして、他人との距離は伸び縮みするものだ
なぜなら、実態ではなくて自分の心の中で作られるもの、相手の心の中で作られるものが多くを占めているから

そして自分自身も他人も、絶えず変わっていくからだ



それはそれとして、少し別の話


最近、ふと昔のことを思い出していた

ツイートもしたんだけれど、このこと



ずいぶん昔のことだけれど、実に不快だったからよく覚えている

別のひとに、アフリカ=慈善の対象みたいな言い方もされた(さも美しいことをしているかのように)

当時は不快でたまらなかったそれも、20年という時を経て、自分が今実際にアフリカに関わり続けて多くを見聞きし考え感じる中で、ずいぶんと記憶の感触が変わってきたようだ

それは時の流れというよりも、むしろわたし自身の立ち位置が変わったからなのだろう

黒人だからダメ、アフリカ=恵まれない人々=助ける対象

そういう人種主義や無知無理解のシャワーを20年以上浴び続け、わたしはあの頃よりもずいぶん成長した

だから今こうして言語化する



いま、在宅勤務を続けているひとも多いだろう
オンラインでのひとの繋がりも増えてきた

そんななかで、人との距離も変わり続けるのだ
だからこそ、他人との関係は伸び縮みするものだということをよりいっそう意識したほうがよいのだと思う

もっというと、小さなことなど気にせずテラスで見知らぬ他人とソーシャルディスタンス置きながらぼんやり夕暮れを眺めていればいいよという話


豪雨の被害が大きい
寄付しかすることができないけれど、被害が少しでも食い止められることを祈っている

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