ざっくりしたところだけいうと、
国際協力コンサルタントの仕事でまず
求められるのは「課題」とそれを解決するための「仮説」
つまりストーリー。

わたしは国際協力コンサルタントになりたかったから
今やっているわけでもないんだけど
むしろ避けてたんだけど
って何度も言い訳のように言っているけど、コンサルになったのはここ数年
もともとアフリカに関わりたかっただけなのです


まず、課題があって
対象国には何が足りなくて
どんなことが機能していない、良くない
というロジックにどうしてもなりがちなところは、
心の中の不協和音を(もう十分によくわかっているので)特に聞かず
心を別のところにもっていって仕事をしている気がする。

課題を探す、というアプローチは
「国際協力の案件をつくる」という点では納得がいくが、
アフリカと関わるといった点では非常にリスキーな考え方だ。
というのは、もう20年以上そう思っているけど

pexels-photo-3183150

そのような基本ラインに則って
ロジカルな筋道を立てて、
数値情報を分析して、アクションにつなげていくわけだ。

もちろん
日本が得意としてきた技術協力を全部批判するわけではまったくないし、
たくさんの成果を上げてきたのは知っている。

ただ、国際協力という枠の中での
アフリカとのかかわり方というのは
本当に、限定的なものなんだなとつくづく思う。

そして、そこには
日本流のこれまでの国際協力の考え方、
フレームワーク、ツール、アプローチがある。

たとえば、カイゼンなんかを盛り込むところも独特。

これが良いとか悪いとかいうわけじゃないけど。

調査と分析と文書にまとめるということ自体は
わたしは好きなのでこの仕事が続いているようなものだけれど、
願わくばアフリカとのかかわり方をもっとちゃんと
自分の心に素直な位置へ立て直ししたいかなと思っているこのごろ。

初めてアフリカに行った大学生の時から
20年以上になってしまった。

自分の中にも
案件を片付けるためにアフリカの国の「課題」を探して
分析して解決方法を模索する
そんな少しの驕りと妥協と距離感がいつもあるのだなと思う。

今日もまた、ある某西アフリカの国の案件の
報告書を拝読しながら
そんなことをつらつらと考えるのでした。

なかなか
携わっている案件等のことについて
書ける段階のものがなくて
「今」のことではなくて
公開されている過去案件のことか
少し抽象的な議論になりがちなんだけど

photo-1552710307-8d1c604d6319

久しぶりに
完全なプライベートでアフリカに行きたいものよ。

人として、
ほんとうに100%の人として
アフリカとつながっておきたい。

===

体調もぜんぜん万全じゃないし
衣装も大トラブルがあって
準備もこれからだが
明日は朝一で広島へ向けて出発
楽しむべし


==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ The Rhythm of Sunrise 〜ベリーダンサーAmeliaラジオ〜
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト
 Rupurara Moon African Beads & Crafts
 










にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ にほんブログ村 演劇・ダンスブログ ベリーダンスへ