今夜は、半年に一度のペースでお会いする
あの方とのお食事の日。

年齢はわたしの親世代に近くて
昔からお仕事でとてもとてもとーってもお世話になっている方。

長年、国際協力業界で政府系のお仕事で
それこそケニア中心にアフリカ諸国はもちろん、
インドをはじめとしたアジア諸国も
中南米も東欧も、
世界中を飛び回っておられ、
そのシャープな視点と切り口で、
本当に国際社会で大活躍している貴重な存在だ。

今では、だいぶお仕事を減らされて
大学の教授をされている。

ここ数年、国際協力業界の変化は顕著で、
もうとっくの昔に昔ながらの
政府開発援助の存在意義も役割もなくなりつつある。

日々の仕事にかまけていると
物事を考える余裕を無くしてしまう。

長期的に見れば、これまでのような
国際協力の在り方で、
たとえば日本社会が納得していくのかというとそうではない。

それは、日々の新規案件の傾向にも大きく現れている。
(なんども似たことをこのブログにも書いたが)

このことを、真剣にとらえねばならない。

海外でやっていることを
もっとしたたかに国内の流れに貢献させるべく戦略的になる。
(国益ということばをわたしは使いたくない)

少し時代遅れになりつつある中で、
国際協力業界は、
無理やり現在の舞台に合わせるのではなく
舞台そのものを変えてしまうときにきている。

あの方がすごいのは
ほんとうの意味での教養と立体的な世界観をお持ちのところ。

仕事の話をすぐに理解し、さっと解決案を導くだけでない。

アートのこと
(たとえば、1000年以上も前からの寺や仏像のすごさ)
自然のこと
(たとえば、植物同士の意思疎通の話、鳥たちの会話)
ダンスのこと
(わたしのベリーダンスをいつも「あなたの本業」と言う)

彼とお話をしていると
わたしの仕事の悩みごとも
ダンスの悩みごとも
キャリアだけに限らず
これからどう生きていこうかということも
とてもクリアに立体になっていく。

その的確な視点とシャープさとカンの良さは
(ダンスの世界のこと、知らないはずなのにすぐ理解してしまう)
頭の回転の速さと、知的好奇心と、
ブレない芯があるからだ。

それは、まるで
日々、仕事であれこれ悶々と考え、
ダンスのことでもあれこれ抱え、
それでも「楽しい」だけでばたばた生きている私の世界を
調律してくれるかのようだ。

そして、
正しい分量で前向きな力を生み出す
キラリと光る貴重なきっかけをくれる。

マイクロファイナンスのことをやっていた当時
お仕事でたくさんお世話になったころから
もう10年以上が経った。

ほんとうに私の人生において
とても大切で重要な意味を持つ出会い。

この時間を、ほんとうに本当に大切にして
生きていきたい。

そしていつも、
わたしの大切なショーを見にきてくださる。

とくにシークレットガーデンについては
ダンス関係者ですら距離を置く人もいた中で、
ものすごく褒めてくださった。ほんとうに褒めてくださった。
苦しかったぶん、涙が出た。

わたしはまた、
調律された頭と心で
新しいエネルギーを放出して
ハッピーでありたいと思う。

そして、誰かをハッピーにしたい。

明日は、大切なハフラだ。

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(今夜はフライデーナイトで混み合う街でたまたま入れたトルコ料理屋さん。
 ベリーダンサーさんが出てきた!
 知らないダンサーさんのショーをあの方と見る不思議)

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