国際協力業界でのわたしのキャリアパスは、まったく順風満帆なものではなかった。

2001年に英国エディンバラ大学でアフリカ研究の修士課程を終えたものの、
アフリカに関係する仕事も、国際協力に関係する仕事も、
どこも派手に落ちまくって仕事に就くことすらままならなかった。

たくさん嫌な思いもした。

20代半ば。
若くて何の実績もなくて、焦りばかりがあって空回りした。

何とか民間のコンベンション会社に就職したものの、
仕事が大変なうえに国際協力から日々離れていってどんどん自分がダメになっている気がして悩み、
二年もせずに辞めた。

その後、何とかある国際協力コンサルのアシスタントとしてしばらく働き、
また各所に応募しまくった。

JICAのジュニア専門員はもちろん、国連機関から何から、若手の募集はあれこれ挑戦した。
そして、ひとつも受からなかった。


そんな中で、ある日ふと外務省のサイトを見た。
「南アフリカ」の専門調査員の仕事の募集が、なんとその一週間前に締め切られていた。

このときのくやしさったらなかった。

専門調査員は、在外公館で働く二年ほどの仕事だ。
30歳までにアフリカで働くということを漠然とした目標としていたから、
このタイミングの悪さを恨んだ。

なんとか自分のキャリアでもひっかかりそうなアフリカ行きのポスト。
学生のときに調査で訪れた南アフリカ。

もちろん、一度ポストが埋まれば、もう2年か3年は募集がない。


それから何日か経って、未練がましいわたしはまた外務省のサイトを見た。

そこには、行ったことのない「ジンバブエ」の専門調査員の新しい募集があった。

ジンバブエ。
行ったことはなかったけど、学部、修士で論文を書いたフィールドであるボツワナの隣だ。

経験の少なさは仕方がないので、とにかく応募をしてみた。


わたしは、その後、専門調査員として初めてジンバブエの地を踏むことになる。

年齢は28歳。
もう十数年も前のことだ。


キャリアだけではない。

人生って、「難しい」と自ら思わないことからまず始まるんじゃないかなって思う。

これまでチャレンジしてきたことって、自分にとって「難しい」はずのことばかり。
でも、いったん「難しい」って思ってしまったら、自分にとって「やらない言い訳」になってしまう。

そうしたら、すべてがそこで止まってしまう。

だからこそ、そのことばをいったん飲み込んで自分の心に訊いてみる。

これは、「ワクワクすることか」って。

人生にとって、大切なキーワードのうち二つ。

●ブレイクスルーをすること。
 ・自ら勝手に創り上げた「難しい」の壁を超える。
 ・周囲の価値観や環境に惑わされない。

●ワクワクすること。
 ・本当に心から楽しめるか。ワクワクしかないという状態か。

これが人生を変えると思う。
やってみると、「難しいこと」は難しくなくなるんだから。




ちなみに、あとから知った話だが、募集が締め切られていた
南アフリカの専門調査員のポストには、わたしも名前を知っている
南アフリカの若手専門家が委嘱されていた。

どうひっくり返っても、キャリアの面では勝てない相手だったから、
もちろん応募していたら負けていただろう。

しかも、募集のタイミングの関係で、ジンバブエの方には応募できなかっただろう。

ジンバブエの専門調査員のポストには、ちょうどそのとき
ジンバブエに強い若手専門家は応募をしていなかった。

こういうのも、思いが引き寄せためぐりあわせなのかもしれない。

この仕事が、その後のわたしの国際協力のキャリアを開くことになった。


「難しい」と言わない。

このところコンサルタント仕事が沸き立っていて、大きく動いていて
かなり忙しくなる。

「難しい」と思って、自らを停滞させない。

ワクワクするほうに進むだけ。

そんな昔のことを思い出しながら、いま新規分野の猛烈な量の情報に取り組んでいる。

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↑2018年5月、国際協力コンサルタントとして、女性経営者インタビュー中@タンザニア

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