7月21日の「シークレットガーデン・シアトリカルベリーダンスショー」の動画が
フォトグラファーから届いた。


一呼吸おいて、
深夜だったので、飛ばしながら少しずつ全演目を観てみた。

もちろん自分自身は、何曲も踊り、ずっとバックステージでバタバタしていたので
ほとんどの演目を初めてちゃんと観た。

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これだけのものを作ったんだと思うと
ほんとうに胸がいっぱいで感動した。

これだけのひとが、ひとつのステージをつくるために
一緒に情熱を注いできた。



自分自身の踊り、
ショーとしての完成度、
その他、諸々のこと。

反省点はそれはもう大いに山積みだ。

特に、自分自身の踊りについては、
かなり心が凹みまくりで
しばらく帰ってこれそうになかったが、言い訳はしない。

これは、自分の名前でオーガナイズした「ショー」なのだから。

だから、引き続き精進して
たくさん学び修行し、楽しみながらどんどん成長していきたい。



これまで足かけ二年。

シークレットガーデンに向かって、
どんどんたくさんのものを詰め込み、心と体に巻きつけてぎゅうぎゅうと締め上げ、
そんなエネルギーの中で
長期出張もコンサル仕事もやりながらこなしていった。

そんな自分のことは認めてあげたい。

けれど、ステージとしてどういうものを目指したいのだろう。

山積みの反省点の中には、
丸っきりアプローチを変えるべきではないかと思われるものもある。



正直、いまのわたしは
ひと月と少しかけて、ぎゅうぎゅうと巻きついてきたものを
するするとほどいていくような作業をしている。

何か大切なものがそこにあるのはわかるけれど、
明確なステップとして出てくるのは、
きっとまだこれから。

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ステージには、やはり心が震える。

子どものころのバレエの発表会のワクワク感。

そして、大人になってからベリーダンスの発表会に何度も出させてもらい、
経験してきたこと。
数々の、ショーやイベント、レストランショーで踊らせていただいたこと。

オーガナイザーとして自分でステージをつくっていくって、
まったく違うことなんだと実感した。

色んな意味で。

(これについては詳しく書かないけど、これまで何度も自分の先生主催の発表会に出させてもらって、たくさん学んだことがステージのオーガナイズにとても役立ちました。先生には心から感謝します。出演するだけなのとオーガナイズするのって、まるで大変さが違うけれど、100倍も1000倍もエキサイティングなのだと知った)

★★★

ところで、
少し前の群ようこさんの作品で
「パンとスープとネコ日和」というのがあって、
それをもとにしたドラマというのがあるのだけれど、
そのなかの小林聡美さん演じるアキコのセリフや、
数々の登場人物のせりふがとても心に響くので
ノートにメモったりしている。

そのうちのひとつだけ。

『自分が自由になれて、
ひととの時間は初めて始まるのだということに気づきました』

ということば。
心にすとんと響いた。

自分もまた、
あれをやらねば、これをやらねば、ということで
自分自身の心をがんじがらめにしてきたのかもしれない。

「シークレットガーデン」という、
二年の間ずっと心の中にあった「やらねばならない」締切から
解放されたいま。

わたしは次の活動に向けて心をほどき、
力を抜き、
今この瞬間を十分に感じて味わい、
そして、人と会うことを楽しむ。

そんな時期にある。





20年来、行ってみたいと夢みていた、ザンジバルにて。
2018年4月末。

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こちらもご参照。



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