日本に来て、あなたをスターにしたショーとワークショップやらない?

そう声をかけたのが、もう一年半くらい前。

わたしの頭の中には、単純に小さめの会場か、そこそこ大きくても西日暮里のアルハムブラさん程度のサイズ感のショーを開催し、知り合いのダンサーに声をかけて出てもらう小さなものしかイメージがなかった。

それですら、誰かを招へいしてショーを主催するイベントなんてやったことのないわたしにとって大チャレンジだった。



でも、ニューヨークをはじめ世界各地で活躍して、ベリークイーンだけでなく様々なシアトリカルをこなし、カンパニーを二つ作り、フェスにスターとして招かれることもあるそのアメリカ人ダンサーは言った。

「もちろん東京に行く!でも私がスターになるんじゃないの。みんなでショーを作りたい!



世界中のスーパースターが招かれて、世界各地で大きなショーやワークショップが無数に開催される時代となったベリーダンス業界。

スターたちをどれだけ見て、どれだけワークショップ受けてどれだけコンペで賞を取って、どれだけ高い衣装を着ているか、なんてことを競うのはもうお腹いっぱい。
今までダンスをやってきていちばん素晴らしかったことは何だった?
仲間たちと作り上げていく絆、そしてフレンドシップ。そういうことではない?


IMG_6598-Edit-2


このElisabethというひとを、わたしはずっと「ザ・無茶振り姉さん」と呼んでいる。

彼女自身オーディション合格やコンペ受賞を経て、かなり分厚い経験値を積んでいるからこその発言なのだけれど。

彼女のひとことで、多くの人の人生が変わっていくのをわたしはたくさん目にしてきた。
もちろんわたし自身を含め。

まだ出会ってから二年も経っていないのに。


apple-iphone-smartphone-desk


毎日、やり取りしている。

Elisabethだけでなく、ザンビアで彼女が作ったカンパニーZambellyとも。

日々、色んなことが進化している。



シークレットガーデンの着想を得てからこの一年半、わたしはすでに多くを学ばせてもらった。

そういえば、子どものころからずっと思っていることがある。

自分自身を成長させるためには、自分が思いもしなかった「少し上」のことに取り組むべきだ。
「準備万端」なんてときは、いつまで経っても来ない。

「それ」をやってみたい。
そう思ったときが、そのときなのだ。




pexels-photo-175658

今朝、ウガンダ出張中のElisabethは、アトランタの彼女のカンパニーPersicaと早朝5時に電話会議をした様子。

(そして明後日はわたくしが朝6時に電話会議で起こされます・・・あはは

Persicaのメンバーが演目をいくつか追加してくれるので、わたしが追記した日本のメンバーの演目のリストと一緒にプログラムを何度も何度も練り直してしっくりくるまで続けます。



いま、集まってくれた日本のメンバーに心から感謝している。

全員が、初めて一緒に踊る方です。
ほぼ全員、これから初めてお会いする方ばかりです。

涙が出そうにうれしいし、これから作っていくことが山盛りだけれど、ほんとうに心からわくわくします。



もちろん、スターを招いたショーもコンペもそれは大きな意味がある。
ベリーダンス業界は十分大きくなっているのでビジネスとしても成り立つ。

でも。

ベリーダンス業界にはたくさんの課題があるけれど、わたしたちは自分たちのオリジナルなショーをつくりたい。

そして、ひとつ違う風が吹けば、そこから先の世界が変わるかもしれない。



多くのひとを巻き込んで、これから嵐のように物事が進んでいくと思うけれど、どこか遠くから自分を眺めて、静かな気持ちで、うれしいなって思っている。

ありがとう。


Amelia

(募集締切過ぎていますけど、群舞だったらまだ少し入る余地はあります。やりたいひとが、出るショーです)


Title Sample


■2018年7月21日開催 『シークレットガーデン・シアトリカル・ベリーダンス』出演者募集!*2018年1月現在まだ群舞受付可能。
募集要項はこちら
 『シークレットガーデン・シアトリカル・ベリーダンス』応募フォーム

■ 
『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■オンラインショップ
 Rupurara Moon African Beads & Crafts
 



にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ にほんブログ村 演劇・ダンスブログ ベリーダンスへ