ブルーブラックのインクボトルとガラス万年筆のペン先、ひとつひとつ選ばれたヨーロッパの紙。
ペン先が紙をすべる音と感触。

ちいさなこだわりと、丁寧で生きている文字。

それらすべてがとても心地よく響く小説でした。

鎌倉の小さな文具店兼代書屋のお話し。
主人公の鳩子がとても魅力的。静かな生活。でも、心の動きがとても共感できる。


ツバキ文具店
小川 糸
幻冬舎
2016-04-21



手紙にこもる心って本当に格別。

代書屋は、お手紙の代筆だけでなく内容も考え心もこめて書くのだ。


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昔はよく、お手紙を書いていたっけ。

文通というのもやっていた。

それがいつしか、わたしの場合は2000年ごろからウェブ日記になり、メールマガジンになっていった。

初めてアフリカに行ったときには、実はこの「手紙」というのが色々と道を切り開いてくれた。

そのあたりのくだりは、わたしのエッセイ本の「手紙」の章に書かれている。






今でもひとつだけちょっとこだわりがあるのは、かならずRupurara Moonのお客様には手書きのメッセージをそっと同封すること。

感謝の気持ちをシンプルに書くだけですけれど。





「ツバキ文具店」

とても情報量が多くて勉強になる小説。
いつもの小川作品ならではの感覚がほんとうに心地よい。

いい気分になれた。


ツバキ文具店
小川 糸
幻冬舎
2016-04-21



ドラマにもなっているんですね、この作品。


★★

今夜12月11日(月)21時から『シークレットガーデン』LIVEをします。
Facebookライブ配信です。
Facebookページでぜひ聴いてください。出演に関心がある方はもちろん、単なる興味があるだけの方でもぜひぜひぜひ!




こちらから。


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■2018年7月21日開催 『シークレットガーデン・シアトリカル・ベリーダンス』出演者募集!応募締切 2017年12月31日です。
募集要項はこちら
 『シークレットガーデン・シアトリカル・ベリーダンス』応募フォーム


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