ナイジェリアで、40人のゲイのひとたちが逮捕されたという記事。
パーティでHIVカウンセリングを受けていたということで、詳細はあまり書いていないのだが、ショッキングなことではある。

Mass Arrest of 40 Gay Men in Nigeria May Harm HIV Fight - Activist


アフリカでは、同性愛が法的に禁止されている国もあって、そんな国では彼らにとっては非常に厳しい。

同様の事件が度々起きている。


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ジンバブエのムガベ大統領も、同性愛者に対して非常に厳しい発言をしている。




昨今は、LGBTのヒューマンライツ運動がとても活発だと思うけど、それは同時に排他的で異質なものを嫌う保守的な気運が世界にじわじわと広がりつつあるからもあるかもしれない。

もっと社会文化的な変化の流れもあると思う。


性的マイノリティとトランスジェンダーの問題というのもまた違う。

最近、たまたまAmazon Prime Videoにてトランスジェンダーのドキュメンタリーをみて(ケニア出張中)泣いた。

トランスジェンダーというだけで、暴力を受けて殺されたひとまでいる。


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こちら

これは、ぜひ見てほしい。短いドキュメンタリーシリーズなので。



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男だからこう、女だからこう、というのに違和感を持つ一方、ふとすると自分もうっかり「男はやっぱりこうか」というようなことを思っていたりするので、非常に注意を払ってそういう考えをしてしまわないようにしようと思っている。

「男だから」「女だから」は幻想に過ぎない。

もちろん、これまでの恋愛関係で「どうしようもない奴だ!ありえない」と相手に心底呆れるパターンがびっくりするほど酷似していたりするんだけれど、それだけで「男はこうだ」とやってしまっては絶対にいけないと思う。

(そう決めつけちゃうのは簡単だけれど、それは全く本質ではなくて進歩がないから。そして、また似た人を寄せ付けちゃうから。そして永遠に相手を深く理解することもなくなるから。私からのアプローチの問題もあるし、そういうことに気付かなくなっちゃうよね)





女はいつもこうだよね、と言われるとき、自分だったらどんな気分がする?

はい、女だからこうなんです、ってまず思わないよね。





関係ないかもしれないけれど、ペアダンスの世界もリード&フォローの役回りが決まっていて、一見ちょっと女性に主導権はないのか?って不平等感をかんじるかもしれないけれど、わたしは自分でも意外だったけれどちっともそんなことを感じない。

むしろ、フォローをするということもまた、自立した「個」であって依存しているわけでも支配されているわけでもないということをよく思う。

大人と大人が相手を受け入れるという波動を持つからこそ、そして「自立と尊重」を大切にするからこそ、アルゼンチンタンゴみたいな踊りの世界が生まれるんだと思う。

 
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子どもの教育も気をつけたいよね。

男だからこう、女だからこう、だなんてこと、ほんとうはないはずなんだから。




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