ケニアでの一週間が過ぎた。
毎日、 いろんなセクターの方と面談してパンクしそうなくらいの情報と刺激を得ていて、ほんとうにわたしのキャパでは大変だけれども、心から面白いと思う。

この成果がきちんと形にできる日を楽しみにしている。





ケニアの経済はダイナミックだということを本当に肌で感じるし、イノベーションは日々ものすごい勢いで進化している。
とくにIT分野はやっぱり目覚ましい。

モバイルを使ったサービスの多様さよ。そして、M-Pesaはもはや送金インフラ(=支払が簡単になるということはほんとうに多くのビジネスを劇的に変える)ということだけでなく、ローンも提供したり、その他さまざまなところに幅を広げている。

これが一つの鍵となっている。






ところで、以前にも書いたのだが、これまで出張といえばこんな携帯だった↓





でも、さすがにこれではまずいだろうということで、あれこれ悩んだ挙句、結局、安いけれど普通のスマホをケニアで入手。

(あ、たまに日本人宛てのメッセージなのに英語で送るときは、いつもの日本のiPhoneじゃなくてケニアで購入したサムスン使っているからです)






で、今日は土曜日でアポもないので、午前中仕事して午後からUberを使ってちょっとお買いものに出かけてみました。

ホテルでタクシーと交渉してみたら、片道800ケニアシリング(880円くらい)と言われて、「じゃあいいです」と断っちゃったんですが、Uber呼んでみたら価格350ケニアシリング(385円くらい)でした。

もちろん、日本だけでなく世界各国のUberとおそらく同じように、運転手の現在位置、名前と顔写真、ナンバーが出るとともに、金額がもう出ている。
非常に明確。
とても助かる。

途上国だとひどいタクシーに当たることも少なくないものね。


(日本だとクレジットカードで登録してますけど、こちらでは普通に現金払いも選択できる。交渉の手間もなくていい)

しかも、びっくりするほど早くてサービスは親切丁寧だった。

わたしが乗った車は二台ともきれいで良い感じでした。


2017-05-13-20-04-16


こういうこと、自分で実際に使ってみて肌で感じるって大切だなとしみじみ思う。



ところで、運転手さんに、「もうかりまっか?」と訊いてみたところ。

答えは、ぼちぼちでんな、ではなく、

「厳しいですなあ」とのこと。

どうしてかしらね、経済状況?選挙がらみ?(←今年選挙の年)と訊きますと、競争が激しいとのこと。

一般のタクシーとの競争というような話しもあった。

たぶん、ここではUberみたいなサービスは伸びているんじゃないかなとは思うのだけれど、なかなかスムーズにいかない面もあるのかもしれない。

わたしはアフリカ土産ものを売るフリーマーケットのひとにもよくそういうことを訊くんだけれど、好景気!という答えが返ってくることはまずないけれどね。

実際、大変なんだと思います。



それにしても、このダイナミックなケニア経済、どこまで伸びていくんだろう。

目が離せない。







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