ザンビア33日目。

今日、ふとわたしが日本人専門家の方に漏らしたひとことに、わりと厳しく突っ込まれてはっとした。

ドライバーについて、長時間労働で残業になったときに残業代代わりとしてチップを払った方が良いだろうなというようなことをふと言ったのだけれど、それって指摘された通りけっこう面倒くさい問題だ。

ドライバーはいいひとたちだけれど、レンタカー会社はあまりよくなくて残業代が支払われていない(と聞く)どころかお給料の支払いも遅延するのは毎度のことらしい。
要するにあんまり良くないことばかり。
クライアントの我々にたいしても良くないことばかり。

たぶん、何故ずっとその会社を使っているかってドライバーさんたちが馴染みでほんとうによくやってくれるから。それだけなのだ。



でも、彼らに支払われないにもかかわらず、もちろん我々にはきちんとオーバータイムが請求される。
その上で、我々が直接ドライバーにも払ったら、何故か我々が二重に負担していることになるよね。



以前にも書いたかもしれないけれど、アフリカ諸国ではよくあることなのかもしれないが、親しくなればなるほどお金を要求される気がする。

ドライバーはほんとうに優秀でしっかりやってくれるんだけれど、どんどん要求(金銭的、モノなど)が増えてくるひとも少なくない。(絶対に要求しないストイックな人もちゃんといるので書いておくけど)

さっきも、一度リリースしたドライバーが、ドアをノックしてきてミネラルウォーターをくれと言ってきたので、あ、これはもうずいぶん「きてる」なと感じた。

仕事では信用できるけれど、そこにつけこむ、っていったら言い方が悪いかもしれないけれど、ほんとうにそうだと思っている。



わたしは、お金に関してわりと厳しく言う方だが、面倒くさいからか割とホイホイと払ってしまう日本人も少なくないだろう。



ドライバーには、昼食やお水など、何かやってもらったらチップなどを上げるのは慣習上あることなので、わたしも常日頃からほとんど毎日何かしら払っている。
でもそれはすべて、ポケットマネー。
小額とはいえ、自腹です。

少しだけ疑問に思うこともある。

わたしも仕事できていて、業務遂行上に必要なサービスを受けているのであって、個人的にサービスを受けているわけでは厳密にはないんだけれどもね。
解釈の仕方によるかもしれないけれど。



いちばんわかりやすい例は、「調査」かもしれない。

調査の案件だと、あらゆる団体などに出向いてインタビューをしまくるわけだけれど、とくに農村部に行くと金銭的見返りを要求される。

集まった村人全員分の飲み物とか、現金とか。

村人たちにしてみれば、忙しい日常の中を集まってくれているのだから、何かしらの見返りを求めて当然というのはわからなくもない。

ただ、少し引っかかるのは、我々は委託業務遂行上インタビューをしているのであって、個人的にメリットを得ているということでは厳密にはないということ。

本来ならそれも業務実施費として請求できれば良いのだけれど、この業界のシステム上そうそううまくもいかない。

これ、難しいところ。

結局、ポケットマネーで払うという場面が多いわけだけれど。

(あと、このように経費として計上するのが難しいようなものをひっくるめて「管理費」みたいに配分されているということは、あるにはあるんだけれど。まあ、自分に返ってくるわけではない。会社との交渉次第では不可能ではないんだけれど、たぶんそんな面倒くさすぎることやらない)



こんなのは、アフリカにおける日本人としての生活のほーーーーんの一部にしか過ぎない。

結局、もらって当然という態度と、持っている者が出す、というような社会。

でも、一方で我々は「仕事」で来ていて、遊びに来ているわけではない。
かといって、払うチップやその他もろもろの負担はポケットマネー。


この繰り返し。

でも、わたしみたいに、きちんとお互いの立場や位置づけを把握して説明して、何故要求するのかをきちんと説明させたり、というような手順を踏もうとすると、とってもとっても嫌われます。

面倒くさい。何故、すぐ金を出さないのか→すぐカネを出す人のところへ行く。

そういう図式がしっかり出来上がっています。

これじゃあ、永遠に変わらないんだろうなと思います。

個人に帰することというよりも、社会的背景によるところが大きいと思う。



では、なぜ、そうなったか。

やっぱり、「援助」としてお金を出すということが、そのような負の側面を育ててしまったんだろうなと思います。

だから、アフリカを憎むべきということでは絶対にない。

かといって、悶々と暮らすようにもなってしまったりするわけです。


これがアフリカのタフなところの一面。



何でカネ出さないんだよ、というように雰囲気悪くなるのは、当然のことと思って、わたしはやっぱりあまりに度が過ぎることはきちんと指摘していこうと思います。

空気を読んで、黙って払うというのが、もっとも嫌だなと思っています。



もう、ものすごいカウントダウン状態です。

あと一日の営業日。

そして、大イベントです。




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