今日は雑感。

会社にいつも週一で出勤されるけっこう年配の男性。
アイルランド人のRさん。

なんとなく、ずぅっと彼とお話をしてみたいなぁと言って、社内懇親会のときに上司にこぼしたら、なんと会食の場をアレンジしてもらった。

今日は、他のひとと一緒に四人でフレンチ。





Rさんは1940年代生まれ。
日本にはかれこれ40年ほどいるということで驚きだ。

(外国に何十年も住むということについてどういう気持ちか聞いたら、もう超越しすぎていてうまく書けない。すごいことだ)


かなり印象的だったのは、1970年代の南アフリカはヨハネスブルクに二年間お仕事で暮らしていたということだ。

70年代といえばアパルトヘイト真っ只中。

わたしにとって「歴史」でも、彼にとっては思い出なのだ。

白人であり、アイルランド系ということもあるかもしれないが、比較的アフリカーナー(オランダ系)寄りだったという話を聞いた。

彼の中で激動の20世紀は、「生きた思い出」なのだ。





詳しいことは書かないけれど、ものすごくポリティカルな話ができたことがほんとうにうれしかった。

正直、日本人の会社のひとと話していても、こんなに深い話にはなかなかならない。


長年生きてきた年月が物語ること。


わたしとはずいぶん政治観が違っていて、相容れないなと思うところはあったけれど、それも含めてほんとうに議論を深めることが楽しく感じだ。


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彼がヨハネスブルクにいたのは、わたしが生まれるより前のこと。(ソウェト蜂起より前)

どんなところだったのだろう。



彼が語るヨーロッパの歴史と激動に、日本の特殊さを感じた。

何故日本に骨をうずめることにしたのか、それはきっとわたしにはあと30年くらいわからないかもしれない。




いい夜だった。


感謝したい。


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