ちゅうつねカレッジ」でも再三言われていることなんだけれど、「発信すること」ってほんとうに大事。

もちろん、わたしの場合は2000年にウェブサイトと日記サイトとメルマガを始めたこと、その後ブログもはじめて(現在では、このメインブログの「あふりかくじらの自由時間」とショップブログ、もうひとつ病気のことと健康のことを綴る別名ブログの合計3本を運営)、かつFacebookのみという投稿もあるので相当量の文章の発信をしていると思う。


思い返せば、中学生か高校生のときぐらいからわたしは「物書き体質」で、とにかくたくさん書いて来た。(もっと遡ると小学生のときの交換日記だな。転校先のアメリカの小学校にも広めた実績があるのよ、わたくし)

ふと気づくと、ウェブというツールもものすごく発展し、いまや昔実現不可能だったかなり多くのことが可能となっている。


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そのひとつが、出版だろうと思う。


よく言われている電子出版(Kindle他)を始め、その他けっこうたくさんのツールで有料コンテンツ発信が可能ということは、十分承知して来たのだが、逆に相当な物書き体質すぎて何をどのようにまとめたら良いのか想像がつかず、今まで本気で取り組んでこなかった。


(実はとても面倒くさがりなので)


でも、こんなに時代が進んで、発信したり、行動したりする分だけ、何かものごとが進んでいくような、そんな世の中の手応えを感じている。

30代も終わりの年齢となって、そこそこの蓄積ができてきたからかもしれないけれど。


この状況を、最大限役立てない手はないよなと最近強く思った。



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何年か前にも、上司が「論文を書けばいい」と言ってくれたことがある。

ブログだけじゃだめで、著作として形に残す。雑誌に論文を投稿するなど。

アカデミックなものを書くことは大好きで(すんごく苦しいけど、面白い)、でも面倒くさがりなのでそれをやってこなかったのは「締め切り」がないからだろう。


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振り返ってみると、(イギリスの大学院時代のエッセイや論文は置いておいて)自分で作っているウェブサイトやメルマガやブログ以外でどんなものを書いて来たのかというと、まとまった「エッセイ」のようなものを書いたのは、asahi.comで短い連載をさせていただいたことくらいかもしれない。
合計で10本くらいの短いものだったけど。


抑圧下の記者クラブ シリーズ・ジンバブエ(1)

脅かされるささやかな暮らし シリーズ・ジンバブエ(3)

小さなチャペルの黒いイエス シリーズ・ジンバブエ(6)

植民地の記憶に生きる人々 シリーズ・ジンバブエ(2)

(↑もっとたくさんあるんですけれど、この辺にしておきます)


こういう形で、大きな媒体を通して公の場に公開されるものを書くということが初めてだったため、ものすごく考えて魂を注いで、短くまとめた作業はほんとうに楽しかったし学びも多かった。

朝日新聞の方にきくところによると、反響も良かったらしいとか。


よく考えると、これ以外にはいくつかの冊子や媒体などに原稿執筆依頼をいただいたりして書いたくらいで、まとまったものを書いてはいない。




もちろん、国際協力系の仕事(主にODA)で、かつ現在の仕事はコンサルタントなので、文章を書いてなんぼの側面もある。とにかく言葉をたくさん使う。英語でも日本語でも。

プロポーザルや報告書だけでなく、たくさんの企画書やら提案書やら何やらを書いて来たし、JICAの中ではニュースレターも作ったりして来たのだけれど、それらのほとんどは公開されないものだったりするわけで。

どの文章もかなり魂は込めているので、そう考えるとちょっと淋しいかもしれない。



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そういえば昔、大学生のときにボツワナに調査にいったときの経験をどうしてもエッセイ本にしたいと思って、どんなつてがあったか忘れたけど編集者のひとと話をしたことがあった。

そしたら、横山さんが英語ができなかったら面白いのに、というトンチンカンなコメントを言われて傷ついたことがあった。(←わたしものすごく若かったので)


そもそも論のところで考え方が違う編集者と話をしても意味はないんだろうな。


月曜日のセミナーで、はあちゅうさんが「自分出版社の社長になる」というイメージで、誰にも指示されたりしない「月刊はあちゅう」を出しているという話の「考え方」がとても印象に残ったけれど、いまはそういうことが可能なんだよね、わたしが学生だったころと違って。


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2015年は、仕事の面でも、ダンスの面でも、手術をしたという点で健康と幸せに生きることといった面でも、その他プライベートの面でもびっくりするような大きな変化があった。

ものすごくハッピーオーラに満ちた日々がくるなんて思わなかった。


そしたら、心を落ち着けて、これまで大切にしてきたことや心の中で温めてきたことを、シンプルに書き留めてみたくなった。

たぶん、欲張りでものすごく難しいことをたくさん考えすぎて、結果、ほんとうに小さな一歩しか踏み出していないみたいな繰り返しだった今までと違い、考え方がシンプルになったのだと思う。

そしたら、やっと何かまとまったことが書けそうな予感がしています。


「考える」から、動けなくなるんだな。

思い浮かんだことを、素直に小さくまとめてつなげてみようと思います。

これまで書かなかった昔のことや大事なことも。


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というわけで、この辺りで宣言をしておきますが、この年末年始で着手して2016年には公開することができるように、文章を綴っていこうと思います。


書けたら、おそらく有料コンテンツとして出すと思います。


で、それを自分の30代の記念すべきひとつの形として残すことができたらいいな。



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