ブログもSNSもそうなんですけれど、普段、あんまり政治的なことは書かないようにしているのですけれど、選挙もひとまず終わったので、少しだけ思ったことを。


わたしが子どものころから、両親はポリティカルなことを口にせず、たとえ家族であってもだれに投票するかなんて口にしないものだ、というスタンスでした。

家で、政治に関する話もなんとなく避けられている空気にありました。

ただ黙って一緒に投票に行く両親。
誰に投票するのと幼心に訊いた(記憶がある、たぶん)わたしに、それは言わないものだよと母が言ったように思います。
わたしは、そういうものなのだと思って生きてきました。



まあ、それはわたしの育った家の話です。
よそでは違うかもしれませんね。


でも、政治的なことを口にすることによって、いろいろとあんまりよくない空気になったり、相手のことを否定するひとがいたり、意見の違いから関係がちょこっとギクシャクしたりということも大人になるにつれ経験したし、とくにウェブで発信するようになった15年くらい前からは、なるべくそういうところでの議論は避けるべきだということも学んできました。
(激しい意見で盛り上がっちゃうひとがいるものなのでね)


選挙のことだけでないけれど、ポリティカルなことに触れることで、変な議論を呼んでしまったりするのは嫌なのです。それは意図していないから。


でも、ネットでポリティカルな面をプロモーションしたり、選挙に行こう!と言ったりするひとたちのことは、それはそれでよいんじゃないかなとは思っています。
ツールの使い方ですから。


ただ、ちょっと慎重になってしまう私は、自分が支持している政治家や政党のことなども、感想程度に述べることはありますが、他の考え方を非難してまでウェブで述べたりはしていないだけなんです。






寄付とかチャリティみたいなものでも、ちょっと似ているかなと思っています。

すごくセンシティブなことですし、誰かを支援するのは非常にプライベートなことなのだとわたしは感じています。
(そう思わない方を否定するわけではないので、念のため)


最近ご紹介したジンバブエのプロジェクトのように、自分の心に響いたものについてわたしは感想を述べますが、誰かに対して支援を勧めたりはしません。

でも、わたしの感想を読んで共感してくれたなら、支援してくれたらうれしいとは思っていますけれど、誰それさんにお願いされたから(お勧めされたから)ひとつ支援しよう、というのは自分としてはしっくりこない形なので。





たとえばfacebookのポリティカルな投稿をたくさんされる方は、それはそれで社会的ムーブメントを起こすために意味のあることとは思いますが、少しだけ慎重になっているわたしはあんまりそういうものに「いいね」をしません。


まあ、ほんとうに選挙に関心がなくて「いいね」をしないひともいるかもしれませんが、かならずしもそういうひとばかりではなくて、わたしのようにあえて「いいね」はしていない場合もあることもちょっと知ってほしいかなと。

選挙への若者の無関心が言われますし、「女性」「若い」(まあ、わたしが若い範疇かどうかはともかく)というだけで「政治には無関心」というような解釈をなさる方も少なくないので、それはそれでハラスメントに近いんじゃないかと感じてますけれど。

わたしのブログに選挙のことが書かれていないので、あふりかくじらは政治に関心がないと思われては何ですので、いちおうそういう気持ちでいることも書いておきます


けっこう盛り上がって自分の意見を書いちゃうひともいますが、書き方には気を付けたほうがいいかもしれませんね。
他人を蔑むようなあんまりきれいでない言葉をまれに見かけますが、気持ちの良いものではないです。

健全な政治性を持ちたいものだなぁと思っています。




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