何度かこのブログにも書いた気がしますし、よく人にも言っていますが、TTPとは「徹底的にパクる」のこと。


あの「天使のブラ」で有名なトリンプインターナショナルの元社長の吉越浩一郎氏のお言葉には面白いものがたくさんありますが、その中でもわたしがここ十年以上、いちばん心にとどめている言葉が「TTP」です。


ワコールの「真似」をしてトリンプが商品を出した、なんてことが言われていますけれど、このひとのことばの神髄はそんなせこいところにあるんじゃないと個人的には思っています。


このページが分かりやすい!
たくさん面白いことばが詰まっています。
今すぐ役に立ちそう。

(↓一部だけ引用)

天才経営者ならともかく、私のような凡人には、千里眼のような能力はない。バブルの時は、これが日本の実力だと勘違いしていたくらいだ。そんな私が個別の施策を考える上でとった方針は、TTPであった。TTPといっても何かの化学物質ではない。他社のよいところを「徹底的にパクる」(TTP)ことを信条としたのだ。残業削減、早朝会議、「さん」づけ運動も、元は他の会社の制度をパクったものである。


これはいい習慣だなと思ったら、TTPするといいでしょう。TTPというのは「徹底的にパクる」の意味だそうです(笑)。「これは!」と思う仕事のやり方はどんどん真似て、自分の血肉にする。そうすることで、仕事の成果は目に見えて伸びていくことでしょう。



仕事の面ももちろんだけれど、いつも思うのは踊りのこと。


このひといいな、と思ったらTTPを意識すればいいんだと思います。

それは、個性がなくなるのではなく、TTPすることで技術を自分のものにしてしまうということ。


最近、オリエンタルタンゴで有名なアルゼンチンのシャーダナのワークショップを受けたことは書きました。
彼女の影響力は絶大で、わたしはさっそくTTPしてこっそりレッスンなどで、真似してみます。

とくに、何度も何度も動画を見続けて、彼女のターンの独特な特徴を見つけて(私の中では発見!でした)、それも真似しようとしています。
(え。わからない?似てない?いいのです)

姿勢、目線、表情、手足の伸ばし方やアクセント、そして独特なターン。
それらを真似することによって自分ができるようになって初めて、自分自身の味を出せるところまで来るんだと思います。


今年はワークショップをいくつも受けて、かなりのレベルの高い振付にアップアップ状態だけれど、ひとつひとつ、ちゃんと完成させたいと思っています。

誰かの振付を、自分のアレンジで簡単にするということではなく、できる限り振付を作ったそのひとへのリスペクトを示す意味でも、いただいた振付をできるだけ大切にし、再現したい、体現したいという思いがあります。
(実際にはすごく難しいけれど・・・)

でも、そうすることによって自分のレベル感は上がっていくし、いつのまにか「自分の味」を出せるようになってくるのではないでしょうか。

IMG_3807



というわけで、次は形から入ろうと思います。

TTPのすすめ。




にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ



 ↑ ★ 読まれましたらクリックを! ★ ↑

■オンラインショップ

 ☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト


■Twitter
africanwhaleをフォローしましょう

■Facebook Page
Facebook "Rrupurara Moon African Beads and Crafts"