反対55.3%、賛成44.7%。

スコットランドの独立を問う国民投票は、独立反対派が多数となった。

今日はとりわけハラハラしていたけれど、やっぱりほっとした。


詳しい結果はBBCのサイトをご参照。
SCOTLAND VOTES NO



スコットランドは1707年まで独立国であり、ご存知の通りイングランドとは歴史的文化的に違う民族のひとたちが暮らす。

イングランドから鉄道でスコットランドに入るとずいぶん雰囲気が変わるし、人々もスコティッシュとしての誇りを持っている。
Macなんちゃらもスコットランドの伝統的なクランの名前。Glenなんちゃらというスコッチとかありますけど、Glenはゲール語で谷みたいな意味。Kirkは教会(Church)のこと。ケルト系の言語の名残なのですね。

そんな言葉が日常的に入り混じっている。

キルト(模様はそれぞれの「クラン」を意味している)やバグパイプなど独特の文化がある。
世界中に、スコットランドにちなんだ名前なんかがすごくたくさんある。
(たとえばニューカレドニア。Caledoniaはスコットランドのこと)


サッカーやラグビーなどスポーツの場面でも、スコットランド人の反イングランド感情はすごい。

誇り高きスコッツマンたちにはイングランドに「支配」されてきたという意識があるのだと思う。


わたしは2000年から2001年にかけてエディンバラ大学アフリカ研究センターに留学してたけれど、そのときもほんとうにいろんなことを感じた。イングランドだけに暮らしていたらあんまり強く感じなかったかもしれない。


独立は、正直、誇り高きスコッツマンたちにとっては悲願なのだと思う。

一方で、多くのひとが現実路線を選んだのだろうというこの結果はよくわかる。


独立して、経済的大混乱が起きるだけでなく、国際社会の中でも色々と困難は出てくることは容易に想像できる。それに、スコットランド出身でイングランドに住んでいるひととか、家族や親せきがばらばらになるひととか(まぁEUみたいに行き来は簡単にはするのでしょうけれど)それはそれはもうたくさんのいろんな問題が山積だろう。


それでも、このような国民投票が実施されてしまったということは、歴史にまた大きな出来事を刻む形となったように思う。


議会ができ、独立まっしぐらだったスコットランドが、ついにここまでやって世界中を騒がせてしまった。


そして、この「悲願の独立」が否決されたことで、大きな傷というか、ダメージというかフラストレーションが生まれたことは間違いないだろう。
このことは、今後の英国政治をどう変えていくんだろうか。

反対票を投じたひとのなかでも、心情的には独立したい気持ちが大きいひとは少なくないだろう。

投票の結果なんて、白か黒かしか出ないけれど、人々の気持ちには大きな何かを残してしまったことは間違いない。


今後、どうなるんだろうなぁと思う。


Mylne's_Court_01

DSC_0296


こちら、わたしが一年暮らした建物。
もともとは17世紀に建てられたものだそうです。
大学の学生寮。

歴史ある街並みエディンバラ。
昔から戦争も多くて怖い話には事欠きません

Edinburgh_Castle_from_the_south_east


そして寮から徒歩三分のところにあるエディンバラ城。
要塞みたいです。




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