筆者の学位取得論文をもとにした中身の濃い一冊、読了。

西アフリカで使われる布の歴史や由来から、衣服の歴史や文化、衣服生産やファッション産業まで。
非常に幅広く面白い研究。

アフリカのプリント布パーニュは、更紗に由来するオランダをはじめとしたヨーロッパの工業製品として大量生産されたものが主。


しかし、それをあれほどまでに豊かなデザインに仕立て上げるアフリカンカルチャーはやはり魅力的だとおもう。

アフリカの女性の装いはカラフルでうつくしい。

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新しいものを独自のやり方で取り入れて行くって、歴史や社会情勢を反映するものだとおもうし、こういった服飾のような日常的なものであるほど、その影響もまた大きいのではないだろうか。


Rupurara Moonで取り扱っているワイヤービーズのクラフトも、結局、ここ十年あまりでジンバブエで広まったものだが、いまでは定番のアートになっているほど。


この本を読んでいて、わたしもまた、アフリカンプリント布をマラウイで買ってきてジンバブエの仕立て屋さんに上下のアンサンブルにしてもらったことを思い出した。


そういえば、マラウイではとてもたくさん仕立て屋さんを見かけたし、モザンビーク島でもすてきなおじいさんのとても雰囲気ある仕立て屋さんをみかけた。
男性が圧倒的に多いのはなぜだろう。


ジンバブエの仕立て屋さんは女性だったけど。


西アフリカ、とてもカラフルなのだろうな。

南部ばかり行っている自分にはまだ未知の世界。

いってみたいな。

『パーニュの文化誌』 遠藤聡子 著  昭和堂