BOPビジネス業界では高名なTed LONDONミシガン大学教授の来日に合わせた各種イベントのうち、三つに参加させていただいた。

一般公開講演会/シンポジウム以外は、比較的小規模な意見交換会で(うちひとつはアレンジをさせていただいた)、直接たくさんの議論ができるチャンスをいただくことができた。

テーマはMarket Creation。論文にも書かれている。

日本企業が抱えている課題は様々であるけれど、この業界で先駆的な一部の企業さん(いずれも大企業)にお越しいただいての意見交換は非常に興味深かった。

日本企業ではよくある話だが、自分の企業内で途上国ビジネス事業に理解を得てもらい予算を確保するのに苦労する。そして多くの企業が、Technology Orientedだ。つまり、まず技術ありき。ニーズありきというのでもない。

でも、その逆ももちろんある。ニーズに合わせたテクノロジーは何かというところから入っていくひとたちもいる。

一方で、何年もかけて根気よく事業の準備に取り組んでいく、体力と熱意と環境がある企業さんも少なくない。LONDON氏が指摘する通り、ビジネスモデルを形成していくのはR/Dのようなもの。時間がかかるし、最初から利益は生まないのだ。

いわゆるBOPビジネス業界における、政府機関や公的機関の役割(特に補助金など)についての議論が印象的だった。マイクロファイナンス業界でもそんな側面があったけれど、Business Orientedではあるのだが、公的資金の投入がビジネスモデル形成を後押しするわけで、そのような側面支援は積極的に取り組むべきという話になった。


ビジネスと開発って表裏一体なものだと感じる。

JICAは開発を見て、JETROはビジネスを見ているけれど、結局、ビジネスとは人のためになるものなわけで、ひとの生活に役立って初めて利益モデルが成り立っていくのだから。本来は。

そういった意味で、今回出会った教授やUNやコンサルタントの非常にアカデミックな専門的な人たちの、実はわりと現実的で(抽象的に過ぎず応用が利く感じがした)フレキシブルな考え方というのは、自然体にみえてとても興味深く、本来あるべき事業主体や政府機関の姿を専門家の目で実によくとらえているように思えた。


日々、こんな小難しいことを考えているひとたち(!)との対話というのはとても刺激的で、毎日の実務に追われて日々を過ごしてしまう自分には本当に良いきっかけとなった。


このような機会をいただけたこと、関係者の皆さまに感謝したい。

これからわたしは、どうするかなー。


(今回のLondon先生の訪日に関する記事


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