新しく西アフリカとのつながりができたことで、ショップにも新しい商品ラインナップが顔を出すことになった。

今回、新しい試みで、ブルキナファソの首都ワガドゥグ郊外で活動しているというNGOの製品を仕入れることに。

Kologh Nabaは、メンバーの職業訓練を通じた生活向上を目指していて、冬季には裁縫、機織り、石鹸作り、木工、園芸、木材を使わない建築の訓練を行っているとのこと。(ウェブサイトより)
メンバーは通常、夏季には農作業に従事している。

手織りの布を使って、ポーチに仕上げたり、アフリカンプリント布(ブルキナではワックスと呼ぶらしい)で洋服を仕立てたり、すてきな家具を作ったり石鹸を作ったり。

技術訓練を通じて生活向上を目指すこのようなタイプのNGOは少なくないけれど、彼らの製品の品質の良さには可能性を感じる。

こちらの団体については、ショップの方に紹介してます。
→→→ "Kologh Naba"ブルキナファソ

Rupurara Moonをはじめたとき、実は少しだけジンバブエのストリートチルドレンの支援団体をあたった。
ストリートチルドレンや障がい者の職業訓練を行う団体はジンバブエでもいくつかあって、有名なところは協力隊員も入っていたりする。

わたしは東京で通い仕事を持っていてなかなか向こうにいけないのであんまり交渉ごとも進まないんだけれど、結局、ジンバブエのNGOとの取引はできていない。

理由は色々あるんだけれど、この手のNGOって、現地の人でも外国人でも、誰かカリスマ的に近い起業家みたいなひとか、あるいは慈善家に近いひとの強いイニシアティブで始まっていて、そのひとが動かないとあまりものごとが動かない、というパターンが少なくない気がする。
創始者の理念と活動はすばらしいんだけれど。

アフリカによくあるパターンで、まったく連絡がつかなくなるとか約束の場所に現れないとかを何度か経験して、結局交渉には至らず。

これは、わたしとのアポイントメントが直接お金につながるというインセンティブがあるアーティストと直接やるのとはやっぱり違うってことだ。


あとは商品の品質の問題。

フリーマーケットで自分のお店を持って商売しているひとたちの方が、やっぱり腕が良いのか、品質がとても良いしデザインや色のセンスも良い。

「支援」の色をつけてお店をやるのなら、NGOから買って、彼らを「助ける」ストーリーを付加価値にして販売することはできるかもしれないけれど、そんなことにはまったく興味がない。
ほんとうにいいものが欲しい。
ほんとうにいいものが売れるということで、生産者にもハッピーになってほしい。


ブルキナファソや、西アフリカ諸国からも、もっと良いものを仕入れていきたいと思っている。
まだまだ試験的に着手したばかり。
西アフリカには、南部アフリカとまったく違った空気がある。

いずれは、シアバターとかカカオバターとか、現地の自然素材を使った石鹸や化粧品の類もはじめたい。

ジンバブエについていえば、こんどはオーガニックコットンかな。

そして、ジンバブエにもまたたくさんのイニシアティブがあって、アート分野だけでも面白い活動をしているひとはやっぱり何人もいる。

どちらかというと支援ではなくてビジネスに軸を持ってきていて、社会性に配慮するという側面を持っているというパターンの人たちのほうがやりやすい気がする。

そういうひとたちと試行錯誤しながらやり取りを続けていくこともまた、わたしにとってはとても大切な経験になっている。


なかなか商品を開拓するというのは大変な面もあるけれど、いろんな人との出会いはとても刺激的で良い。そして、やっぱりいいものを見つければテンションも上がるし、手に取ってくれるお客様にも共感してもらえたらいいなと思ってる。



で、今夜もまた仕事から帰り次第新商品アップの続きをせっせといたします。


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西アフリカの商品(まだ一部のみアップ):

■マリのビーズネックレス♪

『【マリ】黒檀とビーズのネックレス「カーズ(茅葺きのお家)」 』

『【マリ】黒檀とラクダの歯のネックレス 』

『【マリ】天然石とトンボ玉ネックレス 』

『【マリ】ガラスビーズのネックレス「砂漠の夕暮れ」 』

『【マリ】ブラックビーズのネックレス「オアシスの夜」』

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■アフリカンプリント&手織り布のポーチ♪

『【ブルキナファソ】手織りとプリントのミックスポーチ(ブルー&ブラック系) 』

『【ブルキナファソ】手織りとプリントのミックスポーチ(オレンジ&グリーン) 』

『【ブルキナファソ】アフリカンプリントのポーチ(ブルー系) 』

『【ブルキナファソ】アフリカンプリントのポーチ(大きめ) 』

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