あんまりこういうことについてまとまってコメントをすることはないんだけれど、シリアで亡くなったジャーナリストの女性の方とその死をめぐる報道について思うことを、やっぱり書こうと思う。

シリアは内戦状態で連日多くの人が殺され、国連のシリア監視団も引き揚げてしまった。
アレッポという町では政府軍が空爆を行っていたというが、これはつまり、政府が国民を殺しているということ。

内戦とは、ほんとうに痛ましく非人道的なことだ。

この女性が亡くなったということで、連日たくさんの報道があり、また紛争関係ということもあってわたしの周りでも彼女を直接知る方は多かったようで、facebookの投稿にも哀しみのメッセージがたくさんあった。


でも、こういうとき思うのが日本のメディアの在り方だと思う。

こういう命を懸けた仕事をする方の死を悼み、彼女の生前のことなどをつづることを悪いとは思わないけれど、でも、ほんとうに彼女の死を受け止めるのであれば、最期にその方が何を伝えようとしていたのかにもっとしっかりと目を向けるべきなのではないだろうか。


紛争地域に危険を冒して入り、しかも「日本語」で「わたしたちの国」に伝えようとするというそのことが、どれだけすごいことなのか。
そのことを、私たちの国の中で、どれだけの人が受け止めているだろうか。

空爆の町で暮らす家族の様子が映っていたというビデオカメラ。

政府軍でも、反体制派でも兵士でもない普通の人たちだ。


その国に暮らし、生きているひとたちがいる。


政治に巻き込まれ、命を落とすひとのなんと多いことかと思う。

彼女が伝えたかったことへのヒントが、ここにあると思う。


メディアが本当に伝えるべきことって、こういうことなんじゃないだろうか。

そりゃあ、この事件は哀しいよ。
でも、そればっかりフォーカスしていたら、私たちは前へ進むことなどできない。


何故、こういうことが起こったんだと思う?

その背景には、何があるんだと思う?


やっぱり、普通のひとびとの暮らしなのだよね。


それは、この日本に暮らす自分たちも変わらない。
日本だって、決して平和ではないから。

平和の反対語は戦争じゃない。



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