アフリカに比べたらものすごくご近所なのにあんまり旅行したことのないアジア。
土曜日から台北に来ています。




初めての台湾です。

知らない国に来たら、街を散策するのが好き。
観光スポットもいいですが、やはり地元の人々の暮らしぶりを知ることを大切にしたいと思っています。

ことばも通じないんだけれど、地元の人が行くような庶民的な食堂をさがしてごはんを食べる。
アジアの食ってすごいですね。

シンガポールも、香港も、バンコクでも、なんだか似た匂いがします。




ほんとうに食事がおいしい。




わたしの旅の目的は、ゆっくり時間を過ごして知らない国を感じること。
それからもちろん、民芸品やアクセサリなどのすてきなものを探すこと。








それから、台湾に来たらどうしても行きたかったあの町へ。

皆さんご存知、「九份」です。

山の中にあるかつての鉱山町。
昔は砂金が採れたそうです。日本統治時代、日本の会社が持っていたそうですね。当時の酒家の建物などが残されています。

いくつかの映画の舞台にもなるとても風情あふれるところです。

山の中に隔離されて、そこだけ浮かんでいるような不思議な町だから、あんな魅力があるのかもしれません。

昔の生活は大変だったのでしょうけれど、いまではすっかり観光地化されています。
はじめておとずれた夜の九份でしたが、ひとがあまりにも多すぎてちょっと異様でした。本来は、静かなところだったのでしょうね。







でも、この町の持つ「磁場」と「歴史」みたいなものは感じました。

宮崎駿監督が、「千と千尋の神隠し」を描いた感覚も、なんだかよくわかりました。

町の雰囲気はもちろん、お面のお店が印象的。ちょっと気後れして入らなかったけど、買ってみてもよかったかな。




facebookのRupurara Moonページにも書きましたが、台湾は日本が昔統治していたところです。
でも、ここにとってはまだ「昔」じゃないんですね。
いろんなものが色濃く残っている。人々の記憶の中にも、日本語表記にも。(古臭い表現が少なくないのは、当時の日本語教育のせいなのでしょうね)

あまりにも日本人観光客が多いけれど、やっぱり日本人として、そういう歴史的背景を強く感じながら、認識しながら、この国を訪れるべきなのではないかと思いました。

そんなこと考えているひとがどれくらいいるのか知らないけど。




街を歩けば歩くほど、ディープです。
今回、有名な博物館などの観光スポットは、九份を除けばいっさい回っていません。

でも、ホテルの窓から見えるたくさんの古い建物の風情一つ一つに、すごく感じるものがあるのです。
人々の生活とか、国の文化とか、歴史とか、いろんなもの。

タクシーから建物の写真を撮ってたら、ちょっと運転手さんに笑われてしまったくらい。

自分、建物をみるのが大好きなのです。

そして、この国で生きていくための重要なスキルのひとつとして、まず「マンゴー」とはどう書くのかを覚えました。
重要。

食べたいものがありすぎてこまります。



お。
雨がやみました。

今日はこれから、あるところに出かけます。

夜にもちょっと楽しみな予定が。


ではではごきげんよう。



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