読んだ。いわゆる流行モノだからあんまり手が伸びなかったんだけれど、いまさら読みました。

泣きました。カフェで、電車で。

(いや、あふりかくじらが映画や本でよく泣くのは皆さんご存知と思いますが)

色々、泣きどころはあったのですが、まず最初のモザンビーク・南アの治安が崩壊していくところでキマシタ。
治安の悪さは、どこに原因があるんでしょうか。
貧困は誰のせいなんでしょうか。

すべては、歴史や皮肉な植民地や、資源につながっていて、そこで世界の格差は圧倒的に広がり、貧困者は強引に暴力によって富へとアクセスしようとする。

遠い日本だからといって、関係ないわけじゃありません。ダイヤモンドや石油を買うのは、私たちです。

南アは恐るべき格差社会。


ジャーナリストとして、報道できるものって限界がある。アフリカの貧困や暴力など、悲劇的な部分を表に出して関心を引くのは、ひとつの手段かもしれない。
ただ、何よりも重要なのは、そこで「アフリカってカワイソウネ」というオチで「自分は関係ない」的スタンスに一般の日本人を追いやってしまわないことだ。


彼は、「暴力」をテーマにした。

ワタシはといえば、可愛いクラフトを手にしてもらうことで、ジンバブエの置かれている状況を説明する。プレゼンする機会がもらえるときは、政治経済的崩壊や暴力、貧困の話もきっちりする。国の美しさやすばらしさについても忘れない。


「伝える」ことは難しい。
でもこれは、わたしの抱える使命だと思っている。


この本、ナイジェリアやスーダン、さらにソマリアのくだりがものすごくエキサイティングで恐ろしくて、引き込まれてしまった。
たくさんの人が死んだりひどい状況に追い込まれる描写を見るたび、コーヒーショップで本に顔をうずめながら鼻すすって読んでました。

取り急ぎの感想まで。


すごいよ、白戸さん。よくこんな本を出してくれた。日本語で出してくれた。


もちろん、お世話になっている某社の方とかもすごいんだけど。
すばらしい本を読みました。

ルポ資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄
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