木曜日のことなので少し日が経ってしまったんですけれど、先日の有機農業勉強会のことなど
↓こちらね。舩田クラーセンさまの有機農業ブログより。
(あふりかくじらを探せ!みたいな。注:この日はメガネっ子)
あふりかくじらがジンバブエ関係者となったころから、壽賀さまには大変お世話になっています。このブログも頻繁にご覧くださってること。感謝。
この方は、何年もジンバブエの農村に関わっておられるので、長いこと人々を身近で見ている。ほんと、この方のお話から学ぶことは多いです。
有機農業勉強会ということで、もう少しテクニカルな内容を想像しておりましたが、それよりももっと広い目で見た「有機的なつながり」についてフォーカスされていました。
くじら大興奮。(*゚∀゚)っ面白い。
有機農業といえば、いわゆる技術面で「科学肥料や遺伝子組み換え技術を利用せず環境負荷を低減する・・・」というような定義などもあるわけだけれど、ここでは自然環境と社会環境の中の有機的なつながり、という意味で、その土地の人々の「暮らしの場」における緩やかな共同体(いわゆるコモンズというものよりも、もう少し広い感覚なのかな)における自然環境を保全すること。
その文化的側面にも広く目をやることによって、土地保全や農業のあり方が見えてくる。
ジンバブエの豊かな土地はほとんどを1%に満たないくらいの白人が占めていたわけで、その歴史的背景からも、どのようにして「工夫」を凝らし技術を駆使して持続的な農業を営んでいかなくてはならなかったかがわかりますね。
その中で、いわゆる「在来性」に立ち戻って再評価していく。
ちなみに、「在来」とは目安として50年くらいその地に「コミット」しているもののことを言っているそうですね。たしかに、主食のサザになるトウモロコシなどは、アフリカ原産ではないわけだけれど、長くそこにある。
在来の知恵を活用し、日々の暮らしのプロセスの中で、持続的に住民主体の開発が実現されていくというのは、開発の自然な姿であるかもしれないと思います。
技術って、その中の一部に組み込まれているものであるべきで、それだけ取り出してもたぶんダメなんですね。
そういうことを考えました。
勉強会後は、例によって皆様とお食事と酒酒
久しぶりにお会いした舩田クラーセンさんと一緒に。いつも良い刺激をいただいてます。
なんとなく、全体の輪があって、その中に連なっている様々な技術や社会文化的背景などの緩やかな絵を思い浮かべました。ありがとうございましたー。
マシンゴ州にあるこの村、いちど行ってみたいな。
写真は、穀物庫、種、フルーツ、サザなど。・・・だったかな( -д-)ノ
良く見えないけど。
マシンゴ地方を訪ねたときは、やっぱり少し乾燥しているかなと思ったけれど、旱魃時でも実る豊かな果物などもあり。
きれいなところなんだよねぇ、と写真を見てしみじみです。
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「地元の有機的なつながりを活かす在地の知恵:その回復と変容
〜ジンバブウェ中部の事例から〜」
スピーカー:壽賀一仁氏
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■肩書・プロフィール
壽賀一仁(すが・かずひと)
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC) 事務
局次長。一般社団法人 あいあいネット(いりあい・よりあい・まなび
あいネットワーク)理事。1990年のエチオピア赴任をきっかけに
アフリカ、アジア、南米で住民主体の持続的農業・農村開発および
自然資源管理にかかわる一方、日本各地の農山漁村における地域
づくりの取り組みとネットワークを結ぶ。有機農業については、国内
のほかジンバブウェやケニアでも研修を受けている。
■概要
地域固有の環境は自然界の有機的なつながりのなかで維持されて
いるとともに、それを利用する暮らしや文化との有機的なつながりに
よって支えられている。ジンバブウェ中部には、そうした有機的なつ
ながりを活かす在地の知恵の工夫によって、1970年代の独立闘
争から現在まで地域固有の環境と暮らしの回復に取り組んできた
人々がいる。その事例を紹介しつつ、狭義の農法だけにとらわれる
ことなく、地域の有機的なつながりのなかの農業・農村開発という
観点からアフリカにおける有機農業の可能性を考えたい。
あふりかくじらがジンバブエ関係者となったころから、壽賀さまには大変お世話になっています。このブログも頻繁にご覧くださってること。感謝。
この方は、何年もジンバブエの農村に関わっておられるので、長いこと人々を身近で見ている。ほんと、この方のお話から学ぶことは多いです。
有機農業勉強会ということで、もう少しテクニカルな内容を想像しておりましたが、それよりももっと広い目で見た「有機的なつながり」についてフォーカスされていました。
くじら大興奮。(*゚∀゚)っ面白い。
有機農業といえば、いわゆる技術面で「科学肥料や遺伝子組み換え技術を利用せず環境負荷を低減する・・・」というような定義などもあるわけだけれど、ここでは自然環境と社会環境の中の有機的なつながり、という意味で、その土地の人々の「暮らしの場」における緩やかな共同体(いわゆるコモンズというものよりも、もう少し広い感覚なのかな)における自然環境を保全すること。
その文化的側面にも広く目をやることによって、土地保全や農業のあり方が見えてくる。
ジンバブエの豊かな土地はほとんどを1%に満たないくらいの白人が占めていたわけで、その歴史的背景からも、どのようにして「工夫」を凝らし技術を駆使して持続的な農業を営んでいかなくてはならなかったかがわかりますね。
その中で、いわゆる「在来性」に立ち戻って再評価していく。
ちなみに、「在来」とは目安として50年くらいその地に「コミット」しているもののことを言っているそうですね。たしかに、主食のサザになるトウモロコシなどは、アフリカ原産ではないわけだけれど、長くそこにある。
在来の知恵を活用し、日々の暮らしのプロセスの中で、持続的に住民主体の開発が実現されていくというのは、開発の自然な姿であるかもしれないと思います。
技術って、その中の一部に組み込まれているものであるべきで、それだけ取り出してもたぶんダメなんですね。
そういうことを考えました。
勉強会後は、例によって皆様とお食事と酒酒
久しぶりにお会いした舩田クラーセンさんと一緒に。いつも良い刺激をいただいてます。
なんとなく、全体の輪があって、その中に連なっている様々な技術や社会文化的背景などの緩やかな絵を思い浮かべました。ありがとうございましたー。
マシンゴ州にあるこの村、いちど行ってみたいな。
写真は、穀物庫、種、フルーツ、サザなど。・・・だったかな( -д-)ノ
良く見えないけど。
マシンゴ地方を訪ねたときは、やっぱり少し乾燥しているかなと思ったけれど、旱魃時でも実る豊かな果物などもあり。
きれいなところなんだよねぇ、と写真を見てしみじみです。
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