19日(火)に開催された「BOPビジネスの可能性とJICAとの連携」公開セミナーについて、続々と各ブログなどに感想コメントなどアップされてますね。


日経新聞の記事に続き、このセミナーを開催したということで、反響は大きいようです。


一方で、開発コンサル、ODA関係者、NGO、一般の民間企業(最近だと「BOP志向を持っている」企業も設立されている)など、ネットでひととおり拝見したところ、それぞれに今回のセミナーの感想が違っているようです。

たとえば、こちらなど。


当たり前なのですが、ビジネス志向に偏っていて開発視点に欠けるものと、逆に「ビジネスセンスに欠けるのでは」というコメントもあり。みんなそれぞれのマンデートが違うけど、漠然と「BOPビジネス」というものに関心があるのですね


「BOPビジネス」ということばが、いろんな使い方をされ、意味があいまいになっているのを承知の上で、JICAとしてこのような制度をスタートさせるということには、これまでのODAの流れにやっと一石を投じることができたすばらしいことと思います。


ビジネスとしては、このJICAの制度ような長い調査期間をかけることが果たして有効かというと必ずしもそうではないとは思います。
枠にはまらないケースがほとんどかもしれません。


しかし、個人的に民間連携室の方を身近に見ていて、JICA法というものもあり、周りからの圧力もあると思われる中で、ここまでの制度確立を実現したことは単純にすごいと思いました。

これまでのODAにあった、ビジネスとの「壁」。
官と民の壁。


開発コンサルの中には、JICAにお仕事を「もらう」ことになれきっていて、JICAのスタンダードが全ての業務スタンダードと勘違いしがちな姿勢もありますが、この制度をうまく「活用」してもらって、事例を新しく作り出すというところに意義があるのでしょうし、JICAの意図もそこにあるのではと感じています。


手探りの中で、作っていくのはやはり「小さな事例」から。ルールブックはありません。

この「制度」も、「きっかけ」。これで決まったわけではまったくない。


個人的には、もっともっと、現地のステークホルダーの関与について入れ込んで欲しいと思ってます。


つまり、政府・先進国の民間企業・途上国の起業家だけではなくて、途上国の市民社会(NGOだけではなく、地方自治体や組合など)も巻き込んでいければ。

彼らにも企業とのイノベーションの成功事例はすでに意外とあると思います。
それらに「BOPビジネス」というお名前がついていなかっただけかもしれません。


現地の情報に詳しいのはJETRO、JICAという発言がありました。
もちろん、詳しいのは彼らだけではありません。(しかも、「詳しいつもり」のひともいるかもね)

そこに例えばアフリカNGOのような、現地のネットワークを含めて、あらゆるプレーヤーをどうフル活用するかが問われるのではないかと思ってます。

これは、とりいそぎの感想。


ここから議論が発展できるねぇ。



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