cb04f5c3.jpgくじら、生きてますヨ。ダイジョウブ( -д-)ノ

昨日ですね、やっと届きましたよ。

『アフリカにおける貧困者と援助〜アフリカ政策市民白書2008』が!
すごい時間がかかってますよ。
みなさんの努力の結晶。(アタシもまぁ、そこそこ努力したけど)
やっと・・・(/TДT)/

まず「アフリカ政策市民白書」は4号目なんです。
TICAD市民社会フォーラムが毎年、鼻血のにじむ努力をいたしまして出版させていただいたものです。

*詳しくは、こちらを見てね。

TICAD IVが終わればいちおう解散ということが決まっていたTCSF。
いわばその集大成が、ここに「も」つまっているわけです。

いろんなことがありました。

アフリカ市民社会ネットワークの結成、TNnetの組織化。アドボカシー活動の数々。キャンペーンの数々。セミナーや勉強会。何より、賛同してくれる人が、NGO関係者だけではなくて幅広かった。政治家も関心を示してくれた。
政府とのチャンネルも作った。そしてパス問題など、おおくのこじれがあり・・・。

TCSFの活動が残したものはとても大きい。
それもこれも、アフリカの貧困者の声を政府に届けるということを目指したものだった。そして、より良い「援助」や「ネットワーク」を目指すものだった。

TICAD IIIのときから比べて、ものすごく大きな変化の波を起こしたとわたしも思っている。

この本は、その「アフリカからの声」そしてTICAD IVの評価。
まだまだ課題は大きく、すべて終わったわけではない。ただネクストステージに向かっていく。それまでの軌跡のお話がこの本につまっている。

第II部では、テーマ別に編集がなされている。
あふりかくじらは、第8章の「市場志向の貧困者支援」というところを執筆させていただいた。

BOPビジネスについてまとまった文章を書いたのはこれが初めてだったが、実はこの初稿は約1年半も前に書かれたものだ。
BOPビジネスをめぐる議論の変化はすさまじく、新しく起きた出来事はたくさんある。JICAも変わってきた。動きがある。

だから、新しい情報は期待しないでほしいのだが、せめてコンセプトの部分についてはいまもあんまり変わらない。(ちょっと今なら書き換えたいところもあるけれどもさ)わたしの言いたいことは、それなりに書いてある。

これをベースに、またBOPinAfrica勉強会を開催して行きたいな。そして、実践につなげたいな。


この本では、かなり業界で有名な大御所や大先輩がたくさん名を連ねる中で、わたしがぽっと出させてもらっている。感謝感謝です。

みなさまの原稿、ほんとうにほんとうにすばらしいです(T_T)


サンキュー、龍谷大学。
サンキュー、アフリカ。
サンキュー、O林センセ。

・・・サンキュー、TCSF。



読んでね


アフリカにおける貧困者と援助―アフリカ政策市民白書〈2008〉 (龍谷大学社会科学研究所叢書)
477102085X



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