8a19a101.jpg連立政権崩壊後。

暴力事件がまた多発しているらしいジンバブエ情勢。

Violence Spikes After MDC's Withdrawal From Government

また逆戻り。逆戻り。
いつもいつも、こんなことの繰り返し。ここ数年間のジンバブエの歴史。

そもそも。
どうしてなんだろう。

わたしが思うのは、なんとなくこの国の人々は揺れ動いているということだ。
独立闘争のとき、敵は植民地政府だった。
独立のために、血が流された。
そして、独立後、英国政府もジンバブエの土地問題に関してヒトゴトのような態度をとり始め、一部の熱いひとたちが土地占拠をはじめ、なし崩し的に農地の奪取が行われた。

欧米との関係が、なんとなくこの国の「分裂」を創り出しているひとつの要因ではあるまいか。

MDCが出てきた背景には、労働組合がある。

「敵をつくる」レトリックは、政治家がよく使う。(ジンバブエだけじゃないけどね。もちろんね。いや、それが「与野党」ってことなのかしらねぇ。鳩政権。)

でも、「敵」という存在を作り出して国民を煽る政治は、結局のところ無益な対立を誘い、血が流されることになる。


惑わされているのは、誰だろう。

ジンバブエの一部の「熱血」の国民?
欧米?欧米のメディアに惑わされている国?
ムガベの名前が強烈だから、その下に、色んなものが隠されてしまう。


高尾記者の記事から、ひとびとがすべてMDCかZANU-PFかのどちらかであるように聴こえる気がするけど、補足をすれば、もちろんそんなことはない。

むしろ中立的な立場のひとは多い。あるいはきっと、ただ地元の政治家がZANU-PFだからお得だからPamberi neZanu-PF!(forward with ZANU-PF!)って言ってこぶしを振り上げているだけだったりするわけで。

では、いったい誰が誰を殴るのだろう。

そこには政治的意思よりも、熱狂的なものというよりも、個人の生活の苦しさのこと、鬱憤、その他もろもろの事情が積み重なっているのではないだろうか。


これは、あふりかくじらのひとりごとですが。あくまでも。


でもね、こういうグレーなところとか、深みとか、そういうものを書きたいといつも思っているんです。だから、次のコラムもステキなことを書きたいです。
もちろん、流される血についてもここへ書くことがあります。

だから、そういう色んなものにも、つきあってほしい。



↓いつもありがとうです。

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