63a30987.jpgひとりごと。

少し前の話になるけれど、岡田外務大臣を「ノン・オフィシャル・グループ・オブ・フレンズ・オブ・スリランカ」というひとたちが表敬訪問をしたときの話を、プレスリリースなどで見て、「んん〜!?」って思ったひとは多いかもしれない。

こちらね。

シンハラ、ムスリム、タミル人など、「エスニックグループ」の間で対立が続いたスリランカ。やっと和平に持ち込んだスリランカ。

でも、そんな宗教的に非常にセンシティブな状況にある国に対して、「スリランカは仏教徒が多く日本人には親近感がある」って発言はどうだろう。
きっとあちこちで批判されていることだろうけれど、やはり一国の外務大臣としては不用意な発言に過ぎるとしかいえない。

実際、その次に書かれているアーミテージさんの発言で、かるーく否定されているところが、日本としてなんとも恥ずかしい。

(まぁ、こういうことを書いてると、アクセス解析見てると、マジでチェックされてるんだけどね。このブログでも)


外務大臣だけでなくとも、政治家のスピーチなんかでも、自分たちとこの国はこういう共通点がある。だから親近感がある。なんていうレトリックを良く使う。
そしてときに、それはあまりにも安易だ。

その辺、もっと斬新な率直なトークはないものだろうか。これでは日本のイメージががくんと下がる。



同じことは、ジャーナリズムにもいえる。

ひとことが、印象を決めてしまう。

ジンバブエに対してなど、特にそうだ。ここでも何度もしつこく書いているけれど、ネガティブな話だけを書き続けたところで、ジンバブエに好感をもってくれるひとなど現れない。

だからわたしは、アサヒコムの原稿を書くのだ。


ジャーナリストの高尾具成氏が、またハラレ入りしているようだ。
状況が厳しいのは、わたしだって良く知っている。無視しているわけではない。

こうやって、ときおりジンバブエのことを報道してくれるのは、とても良いことだと思う。(イイナ、会社のお金でいってるんだものね・・(爆))
でも、彼のようなジャーナリストがジンバブエ入りする目的のなかに、「ポジティブなことを探す」という点は入っているのだろうか。

少なくともわたしは、「ムガベ氏の強権政治」ということばは使いたくない。

間違ってはいないけれど、それがすべてであるかのように聴こえてしまうのなら。
そんなことばは、避けたいと思う。


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