6d6df308.jpg本日、3本目。

IMFがキャッシュ・インジェクションをしているorもう払い済み?というニュースが散見される。

SW Radio AfricaとBBCをquoteしますが、微妙に違う内容なので真相はよくわかりません。

ジンバブエは、IMFに借金がありました。
で、政情の混乱、経済の崩壊、国際関係の悪化から新たな借金は無理そうでした。
しかしながら、IMFはまた5億米ドルのグラント(と書かれている)をIMFから受け取るとのこと。

まんまるい顔のゴノ中央銀行総裁は、「もう受け取った」って言っているようですが、ロイターによるとIMFはジンバブエの借金1億4,200万ドル(この金額の借金が残っていたのかどうか、ちょっと不明。どうだったんでしたっけ?)が返済されないと支払われません、と言っているらしい。

いずれにせよ、カネが出るということです。

Zimbabwe: IMF Gives Country Multi-Million Dollar Cash Boost ←SW Radio Africa

Zimbabwe receives boost from IMF ←BBC

いつだったか、借金返済のために大量にお札を刷ったっていうお話は有名でしたけど。

いつも新聞に引用されるエコノミストのジョン・ロバートソンさんも、このお金が使途をはっきり明確に活用されるなら良いこと、とおっしゃっています。


ジンバブエへの投資も、戻ってきているらしいという噂をちらほら聞きます。
先日のDADAの座談会でも、国内産業は復活しているのか?工場の稼働率はいま、どれくらいなんだろう?という話がありましたが、これ、ネットだけでも意外と情報が取れるような気がします。

いえ、国内産業というか、外国資本が再投資されるという点について。


これは、人々の生活に明るい兆しが見えたということなのでしょうか。

連立政権は、相変わらず小競り合いが続いているようで、ジンバブエの同僚から聞く話もこれまでと変わらず微妙に不穏な感じです。政治的緊張感は、やっぱりなくなっていないのかなといのが率直なところ。


日本の商社も戻るかしら。ジンバブエに。
鉱物とか綿花とか、ね。


*写真は、たまたま撮ったハラレ市内のネスレの工場。
 なんか、煙出てますけど、これって稼動してるってこと?ちがうかな。


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