このひとには、会ったことがある。
サフィア・ミニー。
シンプルなカットソーに、コットンのスカーフがきれいだった。自由が丘のピープルツリーのショップだった。
情熱的なパワーがあふれ出るようなひとで、それでいて穏やかでにこやかだった。

このひとの行動力はすごいと思う。
信念に基づく行動。自分の生活や生き方からして、すべて「信念に基づく情熱」。

周りのものごとを嘆いたり、地球環境が大変、貧困層が搾取されている!なんて騒いだところで、自分がひとつ踏み出さない限り意味がない。
小さなところで、動くことが出来る。そういう意味で、フェアトレードは先進国で流行るのかもしれない。気軽な国際貢献だから。


グローバル・ヴィレッジのフェアトレードは、かなり知名度がある。
ピープルツリーは、日本のフェアトレードでは文句なしの「超大手」なのかもしれない。

良質の商品を、すてきなデザインで日本の消費者に販売する。
環境、人権等、すべてに配慮したほんとうに良いものを。

ジンバブエからも、デザイン・インクのポストカード(なのかな?)やら、アーティストのカレンダー、Tシャツなどを仕入れているみたい。ほんとうは、ジンバブエも良質なコットンの生産地なので、もっとコットン製品を入れられるようになるといいのだけれどね。(数年前、無印良品が仕入れていたな)

フェアトレードという「ブランド」が看板に登場しなくなるくらい、ほんとうの意味での「フェアトレード」が浸透するといい。

まだまだ、現在のフェアトレードには、どこか相手を「救ってあげる」的上から目線がちらほらと見え隠れする。

これが出発点でいいと思う。
でも、ゴールじゃない。

地球を「守る」ことも、貧困層を「支援」するということも、そんなこといちいちことばにして売り物にして考えなくても、自然にこの社会が丸く成り立っていく。


そんなのが、理想だと思う。


道は、長いのだ。よ。


"Be the change you want to see"ということばがかかれていた。

自分の手に持っているカード、意外とあるんだよ。
それを使ったらどう?

って最近思い始めて、色んな行動を始めました。くじらも。
皆さんも、どうでしょう。



おしゃれなエコが世界を救う 女社長のフェアトレード奮闘記
サフィア・ミニー

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