そわそわしとります。
発表会も終わったことだし、このところ、毎日通い仕事から直帰して、家で書き物の仕事しております。ふふふ。
また締め切りヤバイのではないでしょうか、ワタシ。


なんだか、最近、BOPビジネスについて意見やコメントを求められるということが何度かありました。

まぁ、それぞれぜんぜん違ったケースで、違った業界にいて、そして情報を探っているところなのだけれど、ともかくわたくしに訊いてくださるというのはありがたいこと。一生懸命、勉強しておる甲斐があるというものです。


怖いのは、それぞれの業界の人が、ともすればそれぞれの業界の頭に偏りがちってこと。

いい意味(比較的発想が自由)でも、あんまり良くない意味(給料になってない)でも、ひとつの世界にとらわれたくないわたしから見ると、相手を見ていて「アラ、これでいいのかしら」って思うこともある。

なんとなくいえることは、このような言葉が「ハシリ」だってことだ。
つまり、解釈もそれぞれになりがちで、それぞれのマンデートが前面に出がちで、少し見えない部分もあるんじゃないかと疑っている。


ビジネスの成功が、必ずしも貧困削減の成功ではない。


かといって、安易にODAを絡めることで、結局ここに便乗しようとする民間企業のあんまり良くない目論見だって登場しうる。
そこは、非常に慎重にならなくてはならない。

官民連携すること自体が、目的ではないからだ。

ODAも、大企業の途上国ビジネス(ここでは大企業が取り上げられるケースが多いのでこう言っているのだが、いわゆる途上国におけるビジネスなんてもちろん大企業だけのものではまーったく無い)も、途上国に与えるインパクトは大きい。

それだけ責任も重い。他人の生活を壊す可能性のある「押し付け」は、ビジネスでもODAでも、ぜったいに避けたいところだ。

開発アジェンダと、民間企業の「ビジネス」の目的が混同されているところもある。
それはとっても怖い。


なんてことを思いつつ。


TCSFの白書には、このことを書かせてもらってますー!!!
いま最終追い込みー!!ごめんなさいーみなさまー(締め切り破り?)


本件、また少しずつ書いていきます。

今後ともよろしく。


↓そして、いつもありがとうです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ   

日比谷花壇 フラワーギフト 母の日

THE BODY SHOP



メールマガジン『あふりかくじらの自由時間』『あふりかくじらの自由時間』メールマガジン

あふりかくじらブックシェルフ←オススメ本、集めてみました。


→ asahi.com『モザイクアフリカ』にコラム連載中!