出ました。
白書3号!
アマゾンでも予約できます。すごい本です。
読んでくださいね。


アフリカ政策市民白書2007
アフリカ政策市民白書2007

以下はTCSFのメルマガより。

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◇◆「アフリカ政策市民白書 2007 アフリカ開発会議(TICAD)への戦略的提言」
         (白書第3号)が出版されました!◆◇
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お待たせしました!

(特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF)の白書ワーキンググループが総力を
挙げて取り組んだ「アフリカ政策市民白書 2007 アフリカ開発会議(TICAD)へ
の戦略的提言」(白書第3号)(本体1300円/税別)が、(株)晃洋書房より出版
されました。

来たる5月28日より30日まで、横浜市において第4回アフリカ開発会議(TICAD
IV)が開催されます。
このTICAD IVを間近に控えた今、TICADの歴史をはじめ、アフリカの現状や
課題などを簡潔にまとめた本書は、メディア関係者やアフリカにかかわるすべて
のみなさまのお役に立てることと信じます。

TCSFでは、2005年よりアフリカの市民社会と協力して日本の対アフリカ政策の
評価を行い、毎年「アフリカ政策市民白書」を発行してきました。

このたび出版された白書第3号のテーマは、「アフリカ開発会議(TICAD)への
戦略的提言」。1993年に開始されたTICADをレビューし、「TICADはこれからどう
あるべきか」、「今後の日本の対アフリカ政策はどうあるべきか」に関する提言を
取りまとめました。

本白書は、TICADや日本の対アフリカ政策に対するアフリカの声を伝え、日本の
対アフリカ政策がアフリカ民衆に届くものとなるよう、さらなる改善が必要である
と日本政府や援助機関関係者に広く訴えます。

また、アフリカの平和構築や貧困削減、地球温暖化対策は、アフリカだけの問題
ではなく、あるいはODA関係者だけの問題ではなく、日本国民にとっても深くか
かわり合いがあることを強調しています。

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【提言(要約)】
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本章ではこれまでの評価結果を踏まえて、TCSFからのTICAD IVおよび日本の
対アフリカ政策へ向けての提言を示す。

提言1: アフリカ民衆への支援をODAの柱に!

提言2: アフリカ開発のオーナーシップをアフリカに!

提言3: アフリカ民衆を、アフリカ開発の主役に!

提言4: TICAD IVを貧困削減・飢餓撲滅と格差解消の機会に!

提言5: TICAD IVで日本の新たなリーダーシップを!

■ TCSFの提案する 「TICAD IVにおける日本政府の公約」 ■

1. 2013年(TICAD V開催予定年)までに、ODAの対GNI比0.7%目標を達成する。

2. これまでのODA公約を誠実に履行する。

3. ODAの質の改善を図り、次回のTICADまでにアフリカ援助を4倍増とする。

4. 対アフリカ援助は、無償援助を4分の3以上とする。

5. 債務削減プロセスへの市民の参加を拡大する。 
               
6. 以下の点を盛り込んだ「アフリカ・日本新パートナーシップ宣言」を採択する。

 (1) 新しい協力の基礎となるODAに対する共同評価を市民と共に実施する。
 (2) アフリカ向け円借款の本格的再開の前に、市民と共に評価を行う。
 (3) アフリカ各国に、それぞれの国と日本の市民社会組織による市民委員会
を設置し、ODAの政策決定から執行に至るまでの市民の参加を求める。
 (4) アフリカと日本の市民社会組織間の連帯強化のために、3万人の交流を
目標とするエクスチェンジ・プログラムに公的支援を行う。




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