ちょっと体調を崩して人生を反省しておりましたが(また)、なんとか復活しつつある あふりかくじら でございますよ。ご機嫌いかが?

今日は真面目な話書きますよ。( -д-)ノ

「国際協力に関する有識者会議」というのがありますが、最近、こういう記事が出ておりました。

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アフリカ支援で官民対話常設を、有識者会議が提言
 外務省の「国際協力に関する有識者会議」(議長・渡辺利夫拓殖大学長)は21日、アフリカへの支援強化に向け、政府や非政府組織(NGO)、民間企業などが話し合う場を常設することなどを柱とする提言をまとめた。政府開発援助(ODA)予算については、減額に一定の理解を示しながらも「公共事業予算などに比べ、減額幅が大きすぎる」と配慮を求めた。

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「アフリカへの支援強化に向け、政府やNGO、民間企業などが話し合う場を常設することを柱とする提言」とな。

「国際協力に関する有識者会議」の報告

素晴らしい前進だと思います。
TICAD市民社会フォーラムが主張してきたことに近づいてきましたね。しかも着実に。

これまで、外務省とNGOの定期協議会というのは開催されてきましたが(これも開催されるまでに時間がかかった)、今度は「アフリカ支援」ということです。
最近でこそ、政府は官民協力だの言っていましたが、その「民」とは「民間企業」の「民」なんですね。「市民」の視点が決定的に欠けていた。

もちろん、TICADプロセスへ正式に市民社会が提言するためには困難も多々あります。しかし、これまでのTICADで市民社会セッションが開催されてきたこと(注:本会合ではない→議長ペーパーに正式に反映されない)、それから今回のTICADのための地域会合がザンビアとチュニジアで行われ、またガボンで閣僚会合が行われますが、そこでも市民社会セッションが開催されている。とても良いことだと思います。
このため、TICAD市民社会フォーラムのパートナーNGOたちは代表を選出して、提言を出したりするために活発に動いています。


そして、コレ。

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2008/01/23-20:58 アフリカ支援強化へODA増を=現地大使が福田首相に提言
 中東・アフリカ諸国に駐在する大使37人が23日、同地域での外交に関する提言をまとめ、福田康夫首相に提出した。円借款の柔軟活用によるアフリカ支援の強化や、アラブ諸国との対話促進などを訴えている。
 提言は、21日から3日間、外務省で開かれた「中東アフリカ合同大使会議」での討議を経て作成された。アフリカ外交に関しては、5月に横浜市で開くアフリカ開発会議(TICAD)の成功に向け、アフリカ諸国との2国間関係強化の必要性を指摘。政府開発援助(ODA)の減少傾向に歯止めを掛け、実施条件の緩和による円借款の増額を唱えている。

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アフリカの日本大使さんたちが集まる会議ってのがありますけれども、そこでODA増額を福田首相に提案ということですか。
なるほど。TICADに向けていいタイミングですね。

ん??
でも待って。

「円借款の増額」って書いてありますね。
ううむ。

これまで何本も市民版アフリカ委員会や、アジア・アフリカNGOネットワーク・ワークショップなどで、アフリカNGOが出している提言や何かの数々を見ていると、しょっちゅう「円借款はやめて無償にしてほしい」というのがあるんですね。
円借款って、要するに借金。
返済するのが、厳しいんですよ。それだけの基盤を整えない限り、円借款ってうまく働かないんだよね。

こげついてるんだよね、あははー、じゃすまされないんですよ。
(どこかでこういうセリフを言っているひと聞きましたけど?)

債務帳消しがあれだけ騒がれて実施された後に、また債務増額ですか。
「柔軟な」ってしたところで所詮、借金は借金。

どういうつもりでこのような提言を出したのかな?

アフリカに赴任している大使って言っても、ほんとうにアフリカのことを知っている大使ってほんのひとにぎりでしょうからねぇ。

やれやれ。

どう思う?


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