c8f47b56.jpgBBCのサイトに、フォトジャーナリストが撮影した現在のジンバブエの状況をよくあらわしている写真が載っています。(こちらです)

毎日停電がひどい様子。年率7,000%以上のインフレ率。価値のない札束。
ひどいインフレで交通機関も壊滅状態で、日々、コンビを待つ人々が街に溢れる様子。

もっとも、これは皆ほんとうのことではあるのだけれども、BBCが載せているものだということも忘れてはならない。BBCも、やっぱり「ジンバブエは圧制!悪!」とでもいいたげなストーリーでドラマチックに書いてくるから。(このまえのNHKはそれにずいぶん影響を受けていたようだけど)

これは、ジンバブエ政府のプロパガンダ紙ヘラルドが、「欧米は悪!」とどこか通うものがあるのも残念ながら事実。人の悪口を言うのはたやすいし、そうして国家はどこも面子を保とうとするのだ。ストーリーを都合よく作り上げて。

わたしがいちばん言いたいのは、「だからアフリカは・・・」とか「だからジンバブエは大変・・・ダメだね」のように容易に思わないでほしいということ。
そんな単純な問題じゃないのだね。でしょう?

そして、アフリカは、ひとつの国じゃあないんだから。
「珍しいところ」とか「エキゾチックなところ」とか「なんだか大変なところ」では終わらせてはいけない。そうでしょ?




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