連日多くのことがある。

まず、スーパーマーケットやNRZ(National Railways Zimbabwe)が爆破されたとのニュース。これは、政府系プロパガンダ紙の「ヘラルド」は「MDC支持者による」犯行であるとしている。しかしながら、真相はわからない。

今日、27日(火)、11日のSave Zimbabwe Campaignの集会時に撃たれて死亡した活動家Gift Tandareの葬式が執り行われた。速報でメールが入ったが、この葬式の直後、MDC党員が拉致されたとの情報がある。未確認なのかもしれないが、今後、色々なことが明らかになってくるはず。

英米は、ジンバブエに対して非難を強めている。
ジンバブエ問題を国連安全保障理事会の議題として上げようとする動きがある一方、一部の国はこれに反対している。
しかしながら、これまでジンバブエに対して強い態度を見せることのなかったSADC諸国は、少しずつ強い態度を見せるようになってきている。(たとえば、ザンビアなど。ムワナワサ大統領はジンバブエを「沈み行くタイタニック号のようである」と述べている)
つまり、これまでの「味方」が減ってきている。
そして、今週後半SADCの会合でもジンバブエ問題がテーマに上がることになりそうである。タンザニアのキクウェテ大統領は、ハラレとロンドンの対話の仲介役を担っている。これは、昨年から頓挫していたものである。

一方でムガベ大統領は、2010年までの任期延長がかなわず、来年2008年の大統領選挙実施に踏み出すことになりそうである。
これで何らかの工作が行われてムガベ大統領が再選されれば、さらに5年の任期延長となるわけである。
しかしながら、与党ZANU-PF内でも分裂が明らかな今、ムガベ大統領への支持は確実に減っていると見ていいだろう。つまり、国際的にも国内的にもということである。
これで、2008年の大統領選挙への立候補を断念させようという動きもある。ムガベ大統領は、もちろん立候補する気であろうが、もし再選されれば90歳になってしまうのである。そんな国家元首、他に例があったかは知らないが。


あきらかにジンバブエは非常事態に陥りつつあると見て良いであろう。
Save Zimbabwe Campaignを主導しているChristian Allianceのヌーベ司教は、政府との平和的な戦いを宣言している。ムガベが退任し、レジーム・チェンジが行われることを望むとはっきり述べている。ジンバブエのインフレ率は、4,000%であり政府はそれを隠している、とも。(政府発表は年率1,700%)

日々、小さなテロまがいの事件と、警察により解散させられる集会などが続いている。これがどんどんエスカレートする可能性は高い。
4月に入るとZCTU(労働組合)のステイアウェイが予定されている。これを機に、また大規模なデモが起きる可能性も否定できない。治安当局は、ムバレやチトゥンギザなど、MDCの集会が行われるハイデンシティ・エリアでの「Rally」(結集)を禁止している。しかし、MDCは明らかにそのような禁止令などに従わない勢いである。

大統領選挙まで、まだ少し時間がある。

警察が、街をうろついて緊張感が高まっている。