ad6f926c.jpg本日は、わたしの心に潜むサボり魔のささやきを無視し、某高級ホテルの一会議室で行われたジンバブエ経済を語るフォーラムに参りました。
Mass Public Opinion Institute(MPOI)というところ主催。

ちょっと野党MDC寄りというか、まぁこの代表をされているジンバブエ大学の先生もMDC寄りだものね。それにしても、本日のセミナーでは「ジンバブエ経済の救済」というテーマが掲げられていましたが、やっぱり抽象的な話ばかり。それでも、発表者を皮肉るような(つまらん発表だった)なかなか面白い意見が飛んで、笑いもあってとっても面白かった。期待したような具体的な経済の話は出なかったけれど。

とくにここに来て思うのは、多くのひとは何となく抽象的な話が得意ということだ。それで、観念的というか哲学的な文言を打ち出し、文書をつくったりする。
でも、具体的に何?どういう方策がジンバブエ経済を救うの?結局、そこへ革新的な意見をする人間はあまりいない。というか、このセミナーではいなかった。

非アフリカ人はどうやらわたしだけ。また目立ちまくっちゃった。
相変わらず、気持ち悪い男が電話番号を聞いてくる。you have to tell me your number. 馬鹿じゃねぇの?単純に無視したけど、MPOIの番号でも教えてやればよかったかな。
こういうことは、外へ出ると一日何度もある。目立ちまくる外国人のつらいところだな。そのかわり、とても礼儀正しい人はいい。今日も、面白い青年と知り合ってこのセミナーの感想などを語り合った。


写真は、Murewaに行ったときの誰かさんちにあったアート作品也。

通貨切り下げ完了。
何気なく皆さん、こなしている様子。政府の闇市場潰しは成功しているのかな?インフォーマルセクターや闇市場で成り立っているこの国の経済。