d676d463.jpgHarare International Festival of the Arts(HIFA)というのがハラレ・ガーデンで開催されて三日目。
世界中からたくさんのアーティストが集まり、日々、ダンスや演劇、コンサートなどが催されている。
ハラレは、いつになく熱気を帯びている。

優れたアーティストたちは、ハラレの昼と夜の空に歌い踊り、なかなかに充実したフェスティバルである。多くの企業や団体、在ジンバブエ外国公館などがスポンサーとなり、かなり大掛かりだ。

ムビラ奏者のレジナルド(『あふりかくじらの自由時間』バックナンバー【42】を参照)もダンスチームとともに登場。ムビラの音色を奏でる。幻想的。ぐっとひきこまれる。

今夜は、Antonio Forcione Quartetのコンサートに行った。
ハラレの夜に響く、とても高い技術のアコースティックギターが、心地よい。
モノモタパ・ホテルには、HIFAのロゴがライトアップされている。
アントニオのギターはものすごくって、ほんとうに質の高い演奏だった。観客も満席で、少し気温が下がっていてとても寒かったのだけれど、皆がアントニオのギターにとても盛り上がり。

パンデイロというブラジルのタンバリンのようなもの、それからチェロ。絶妙なハーモニーと技巧とリズム。
パンデイロというのはすごくって、心の底から感動した。あんなに複雑な「音色」とリズムが刻める楽器なのだ。なんということ。16拍子??(そんなのない?)すごく早くて、強弱があって、うつくしいのである。ギターと絶妙なコンビ。
本当に質が高くて良い音楽を聴かせてもらった。

ハラレの夜、満足度は高く。
山崎まさよしもユニクロのCMで演奏していたとか。