32ba4c53.jpgいわゆるハイデンシティ・エリアと呼ばれる地域に連れて行ってもらえることとなった。ショナ語を教えてくださる先生の住んでいる地域。
教会でイースターを前にして大きなイベントがあり、その地域の人々が集まっては合唱をするというもの。

非黒人はだれもおらず、わたしだけで、例によって大勢の人の中でわたしはダントツ目立った。
きれいな歌声、一生懸命合わせた衣装。
子どもたち、大人たち。

野外の大きな鍋にはサザや牛の関節を煮込んだスープ。
ショナ語で注文して、手で食べた。

子どもたちがとりかこんで、珍しそうにはしゃぐ。
ティーンエイジャーの男の子たちが、ちょっと恥ずかしそうに、でも面白がって声をかけてくる。見慣れない外国人。

このコミュニティにやってくる外国人はとても少ないのだろう。
いわゆるタウンシップであり、雑としたちいさな家々がひしめき合い、貧しい人が多い。

この、ハラレという都会に暮らすとき、このような場所を見ずして何がアフリカ研究者だろう。
(外交官はもちろん来ない)

楽な暮らしではない。
近年の、経済の悪化。

それでも、ちいさな家々と生き生きとした人々から、わたしは「Life」ということばを感じた。

すてきな経験を、うれしく思う。