ジンバブエのファミリー・バスケット、つまり六人家族の一ヶ月の最低限生活費が毎月消費者協会から発表されている。

そして、最近5万ジンバブエドル札(期限付きのベアラーズチェック。厳密に言うと紙幣ではない)をたんまり印刷して導入したおかげでインフレにますます拍車をかけることになった。

先月からの2,100万ジンバブエドルから28.8%上昇した2,800万ジンバブエドルが今月発表された数字である。詳しくはこちら

パン一斤の値段は65,000ドルから90,000ドルに。
しかし、人々の給料はインフレに追いつかない。よってどんどん生活が苦しくなる。スーパーにいくと、毎日のように値段が上がっていく。そして、店によって値段が違うということも当たり前。毎日変えているから、これも追いつかないのだ。

昨晩、お世話になっている方のお宅で2001年の新聞に載っているスーパーの広告を見せてもらった。5キロのメイズミールが、90ジンバブエドルくらいとなっている。現在は、10キロで40万ジンバブエドルくらいか。