『ヨーロッパの心』犬養道子 著

犬養道子がアメリカへわたったころからヨーロッパまで。
図書館で借りて全集を読んでいたが、最後のほうは読み残していた。

何十年とヨーロッパに暮らしたこのひとの洞察力に驚く。
語り口調が目に見えるような書きぶり。
ヨーロッパの多様性をすっきりと論理的に語り、なんとなく自分の中でうまく立体化してきたような気もしない。
でも、やっぱり年をとらないとだめかな。