3edac7ba.JPG昨日何を思っていたかというと、アラスカの空気のこと。そのにおいのことなのだ。あんまりむかつくことがあって、つい忘れちゃった。

たとえば、朝、家を出るとき。
このところ、雨季真っ只中で毎日のように雨が降り、昼間はとても暑い日ざしがおり、それからまた夕方雨が降ったり激しい雷がなったりする。
朝、植物が湿っている。水滴が滴り、空気にも水がたくさんふくまれている。

そんなとき、すこし気温が低い。
そして、空気がとても澄んでいる。それは、11歳から14歳を過ごした米国はアラスカ州の空気のようなのだ。
ここアフリカ、それもジンバブエで、わたしはアラスカを思い出している。

ハラレは、1500メートルの高地にある。
冷え込むときは、ひんやりとする。それが、あの爽やかなアラスカの夏を思わせるのだ。ファイヤーウィードが鮮やかなピンク色の野原を彩り、勿忘草の淡い青紫が光り、遠くにはうつくしく雄大な山脈が見える。とても大きな大地。


今日、とてもうつくしい夕焼けだった。
少しの水分を含んだ、うつくしい空。

ハラレの空はうつくしい。いつも、ほんとうにきれい。
青い空も、夕焼けも。雷も。


そしてわたしは、少し家を通り過ぎて、先のほうにあるボン・マルシェ(スーパー)までドライブした。カラのカセットテープを購入し、いま、アラニス・モリセットをドライブ用にダビングしている。(わたしのRAV4はCDが聴けぬのだ)