24181abc.jpg緑あふれる庭に南国の花が鮮やかなこのフラットで、今日はひとりでおります。本日、2005年もおしまいです。

ひとりのフラットで、わたしは缶ビールを空け、ちょっと味付けが濃くなってしまった豆カレーを食べながら、キーボードをたたいております。
すごく静かで(テレビはついていますが、それでも)、なぜだか向田邦子と彼女のマンションの夜なんかをふと創造しながら、とても満たされた気分になってきました。

だから、自分のことを少し振り返る時間が必要なのです。

さて、今年は色々なことがありました。
何よりも、この仕事を得ることができ、やっとアフリカ赴任が決まりました。そして八月にジンバブエにやってきました。

会社を辞めてから今年の初めまでは、大きく動いた時間でした。アフリカ研究を仕事で役立てることもまったくなく、むしろ自らのキャリアを否定されてきたことさえあった日々が、やがてやっとコンサルタントでアシスタントをさせてもらえたのが去年の夏。それから半年、そこで勤めました。

それでも、組織でわたしの存在を認めてくれる人は少なかった。組織で送別会などがあったとしても、「新しいアシスタント」のわたしは呼ばれもせず、オフィスでは自分の席も与えられなかった。悔し泣きをした日もありました。なぜか。アシスタントとして入ったので、他の人には、わたしのキャリアや学位はもちろん、名前とかそういうものは存在せず、「アシスタント」としてしか見えないのです。(会社ではわたしにアシスタントがついてましたが、ここではわたしがコピー取りをしたり)当たり前のことなのです。

でも、支えてくれるとても大切なひとも現れました。わたしのこの焦りや苛立ちや悔し泣きの日々から、一気に前進をさせてくれる力の源をくれるひと。

いま、わたしは堂々とアフリカ研究者を名乗り、アフリカ研究をしています。いままではできなかったことです。そんな単純なスタート地点にくるまで、ずいぶん時間がかかってしまいました。

今年は、そういう年でした。

だから、ハラレではこころして時間を過ごさなくてはならないと思うのです。こうして一年間を振り返ると、自分の努力、他人の助け、愛情をけっして無駄にはできないと思うのです。

ひたすらと、報告書を書くことにします。
今の職場でも、細かな問題点はありますが、それでも以前までに比べれば確実に前進しています。だから、報告書を書くことには、喜びさえ感じます。

これがわたしの2005年の年越し。2006年をハラレで迎える体制です。

来年からも、どうぞよろしく。メールマガジンも。